貝印主催の「KAI Hat & Head-piece Competition 2025」が始動!
貝印株式会社は、2025年開催予定の「KAI Hat & Head-piece Competition 2025」の審査員を発表し、一次選考を通過した30作品も明らかにしました。このコンテストは、帽子文化の創出と帽子デザイナーの育成を目的としており、貝印が40年以上にわたり蓄積してきた裁縫技術を活かしています。
審査員の顔ぶれ
審査を担当するのは、パリで活躍するデザイナーの日爪ノブキ氏、帽子メーカー「OVERRIDE」を展開する栗原亮氏、デザイン界の若手魅力的な存在である田中文江氏、国際的なヘア&メイクアップアーティストの奈良裕也氏を含む5名。彼らの多様な視点が、今回のコンテストに豊かな色彩を与えることでしょう。
「越境」をテーマにした作品
2025年のテーマ「越境」からインスパイアされた作品は、国内外のクリエイターから寄せられ、多くのユニークなデザインが見受けられます。一次選考を通過した参加者は、実際に帽子やヘッドピースを制作し、11月初旬には授賞式が行われます。最優秀賞に輝いた方には、約150万円相当の研修や、貝印のハサミ、メディアインタビューが授与される予定です。
審査員からのコメント
栗原亮氏は「デザインの自由さを感じながら、各作品がどのように越境を表現しているかに注目しています」と語ります。また、田中文江氏は「実に多彩なアイデアが集まっており、選考が楽しみです」と期待を寄せています。
審査員プロフィール
日爪ノブキ
文化服装学院を首席で卒業し、イタリアでコレクションを発表した後、海外と国内で活躍する帽子デザイナーとしての経験を持っています。2009年以降はフランスを拠点に活動し、数々の著名ブランドのコレクションにも参加しています。
栗原亮
兵庫県出身で、多様なブランド展開の背景を持ち、特に「OVERRIDE」の成功により知名度を上げました。2003年に社長に就任し、今後の業務展開に注目が集まっています。
田中文江
大分県出身、1998年にワールドに入社しその後自身の会社を設立。2020年にスタートした「フミエタナカ」はすでに多くの人々に愛されるブランドとなっています。
奈良裕也
ファッション界の多彩な才能として、アーティストやセレブとの協業を通じ、ビジュアルアートの分野でもその名が知られています。
作品紹介
今年も多くの応募があり、学生からプロのデザイナーまで幅広い層が参加しています。一次選考を通過した30作品は、すでに公式サイトにて紹介されており、各作品の創作意図やデザインの背後にあるストーリーが語られています。
授賞式の発表
授賞式では、最優秀賞をはじめとする各賞が発表され、東京都内での開催が予定されています。受賞者には豪華な副賞が授与されますので、ぜひご注目ください。
「KAI Hat & Head-piece Competition 2025」は、貝印が手掛ける唯一無二のイベントであり、デザインの楽しみを提供し、未来の帽子文化をともに創造するきっかけとなることでしょう。参加者の皆さんの活躍に期待が高まります!