リコーが描く営業戦略の未来
リコーは、顧客情報が分散しがちなグローバルビジネスの環境において、顧客データの統合と管理の重要性を認識しています。多くの地域に拠点を持つ企業にとって、効果的な営業戦略を立てるためには、統一された情報が欠かせません。しかし、リコーの顧客データは、各拠点ごとに異なる方式で管理されており、その結果として情報の一元的な把握が困難になっていました。
顧客データ管理の課題
リコーはこれまで、顧客情報の管理においていくつかの問題を抱えていました。まず、地域ごとに異なる管理方法が災いし、各拠点の情報がバラバラになり、全体像を把握することが非常に難しくなっていました。さらに、企業グループ内の複雑な資本関係の把握や、取引先以外の企業情報を活用した新たなビジネスチャンス(ホワイトスペース)の可視化にも限界がありました。
これらの課題を解決するため、リコーは株式会社東京商工リサーチ(TSR)が提供するソリューションを導入する決断を下しました。
導入したソリューションとは
リコーが導入した機能は4つの主なソリューションから成り立っています。具体的には、以下のものがあります。
- - Data Block: データベースを有効に活用するためのブロック機能。
- - D&B Direct+: リアルタイムでデータの更新が可能なソリューション。
- - D&B Hoovers: ビジネスデータを迅速に分析・利用するためのプラットフォーム。
- - TSR企業情報ファイル: 日本国内に特化した企業情報のデータファイル。
これらを通じて、リコーはD-U-N-S® Numberという国際的に認知された企業識別子を活用し、顧客データの名寄せを自動化したのです。この結果として、ぜひグローバルな顧客データ基盤が構築され、各地域での情報が一元化されました。
導入による成果
これらの新しいシステムを導入した結果、リコーは以下の成果を実現しました。
1.
顧客データの統合: 各拠点で散らばっていた顧客情報が統合されました。
2.
企業グループの可視化: ファミリーツリーが明確になり、新たなビジネスの可能性に気付くきっかけが増えました。
3.
ホワイトスペースの発見: 未知の営業機会を発見することができました。
4.
営業活動の効率化: 情報の質が向上し、営業活動がスムーズに進むようになりました。
5.
リスク管理の強化: サプライヤーリスクに対する対応力も高まりました。
担当者の声
これらの取り組みについて、リコーの担当者である原田耕輔氏は次のように語っています。「世界中のお客様情報を正確に把握するためには、グローバルで統一された企業識別子が不可欠でした。D&Bの名寄せ機能を組み込んだことで、情報の正確性が飛躍的に向上し、営業アプローチまでの時間を大幅に短縮できました。」
また、小澤賢一氏も次のようにコメントしています。「D&B Direct+を活用して社内システムとAPI連携し、名寄せや評点付与を自動化しています。TSRの迅速かつ丁寧なサポートにより、事前検証期間を大幅に短縮して導入を進めることができました。」
今後の展望
リコーは今後も、TSRと共にデータドリブン経営の推進を続けていく考えです。顧客データをより深く分析し、営業戦略をよりアクセス可能で、効果的なものに進化させていくでしょう。
さらに、TSRも引き続き、企業情報を駆使したデータ統合や営業の高度化に努め、お客様のデータ駆動型経営をサポートしていく意向を示しています。
会社情報
株式会社東京商工リサーチは、国内最大級の企業データベースを保有し、130年以上の歴史を持つ信用調査会社です。全国に広がるネットワークにより、さまざまな分野で信頼される情報を提供しています。詳しくは
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