越境Night開催
2025-06-26 10:57:03

横浜みなとみらいでの特別イベント「越境Night」の開催報告

横浜みなとみらいでの特別イベント「越境Night」の開催報告



2025年5月28日、横浜・みなとみらいにある「chilink WORK SITE MINATOMIRAI」で、特別イベント「越境Night − 組織の壁を越えて、未来のヒントを語り合う夜 −」が開催されました。このイベントはソーシャルコワーキング®スタートアップの株式会社ATOMicaが主催し、日産自動車の卒業生によるコミュニティ「NAIS」と共催です。

イベントの概要


本イベントには、株式会社INCJの代表取締役会長であり元日産自動車COOの志賀俊之氏、シナモンAIの会長・CSDO加治慶光氏、資生堂のブランド価値開発研究所マネージャー中西裕子氏が登壇。ATOMicaからは代表取締役Co-CEOの嶋田瑞生氏と南原一輝氏がファシリテーターを務めました。参加人数は53名に及び、大企業からの転職組や若手社員、学生などが多様な視点を持ち寄りました。

トークセッションの内容


トークセッションでは、「越境とは何か」という問いが起点となり、三人のゲストスピーカーがそれぞれの経験や印象に残ったエピソードを語りました。まず志賀氏は、自らのキャリアについて話し始めました。43年間在籍した日産を離れ、61歳で新たなステージである投資会社INCJに移ったことを振り返り、知らない世界に飛び込むことの重要性を強調しました。

>志賀俊之氏の言葉
>「肩書きではなく、自分の価値や人間性で勝負する世界に入れたことは本当に良かった。」

また、日産リーフの発売時に行ったワークショップの秘話を通じて、共感の連鎖を生むマーケティングの力を実感したというエピソードも紹介されました。

次に加治氏は、「イノベーションは普段交わらない人との接点から生まれる」と語り、異なるバックグラウンドを持つ人々との交流が新たな価値を生むと述べました。この点が、chilinkのような場所の重要性を再確認させるきっかけになりました。

働き方の未来を探る


志賀氏は、現在の企業における人材の分化について懸念を示しました。意欲的な人材が流出し、安定を求める人が残る現在の状況は、大きな危機だと警鐘を鳴らします。

彼は「挑戦したい人が集まれる場所が必要」と述べ、chilinkのような交流スペースが求められている理由を明確にしました。更に加治氏は、ポストコロナの時代に求められる働き方の柔軟性についても言及。多様な選択肢が、家庭や個人の生活スタイルに寄り添う働き方を生み出していると強調しました。

中西氏は、出社とリモートの選択肢があることの重要性を指摘し、新しい働き方が求められる現代において、居場所としてのコワーキングスペースの役割が一層大きくなっていると語りました。

未来の交流スペースとしての役割


最終的に、イベントを通じて明らかになったのは、chilink WORK SITE MINATOMIRAIが目指す「人と人がつながり、連鎖反応を起こす場所」としての重要性です。多様な価値観が交じり合うことで、新たなアイデアやイノベーションが生まれる可能性を秘めています。

今後、ATOMicaとchilinkはこのような場を通じ、さらなる共創や対話を促進し、人々の交流を生み出していくことを目指します。


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