パソナグループが提案する防災ワークショップ
株式会社パソナグループは2025年3月に全国で「防災ワークショップ」を開催することを発表しました。この活動は、ひとり親家庭や災害時に助けが必要な方々を対象に、防災・減災への理解を深めることを目的としています。全国の社会福祉協議会や子ども食堂などと協力し、地域交流を図りながら行うこのワークショップは、参加者が楽しく学べる内容を提供することを重視しています。
防災かるた作りで学ぶ防災意識
ワークショップの一つのハイライトは「防災かるた」を制作することです。このかるたは防災をテーマにしたもので、参加者が読み札と合わせてオリジナルの絵札を作成します。単に知識を学ぶだけでなく、制作の過程を通して防災意識を高めたり、他の参加者と交流したりする機会を提供します。完成した防災かるたは、子ども食堂などの地域施設に寄贈される予定です。
マイ・タイムラインの作成
さらに、参加者は「マイ・タイムライン」と呼ばれる防災行動計画を自ら作成します。これは災害時における具体的な行動をあらかじめ決めておくもので、特に支援が必要な方々の家族向けに設計されています。各地域の社会福祉協議会と連携し、参加者全員が自分に合った防災行動計画を描くことができるようなサポートを行います。
具体的な開催地域と内容
このワークショップは2025年3月の間に全国各地で行われる予定です。以下、その一部の開催予定地と内容を紹介します。
- - 港区: ひとり親家庭向けの「防災かるた」制作。日時: 3月8日(土)、場所: PASONA SQUARE(東京・南青山)
- - つくば市: 防災教室「防災かるたで遊ぼう!」。日時: 3月10日(月)、茨城県つくば市で実施。
- - 広島: 母子家庭支援施設にて「親子で学ぶ防災教室」。日時: 3月26日(水)、広島県府中市で実施。
- - 名古屋: 障害者就労移行支援事業所での「マイ・タイムライン」作成。日時: 3月12日(水)、愛知県名古屋市で実施。
このように、パソナグループはさまざまな地域でさまざまな支援を提供し、ひとり親家庭や特別な配慮が必要な家族とのつながりを築こうとしています。
社会貢献活動への取り組み
パソナグループは2005年に「社会貢献室」を設立し、地域に根ざした社会貢献活動に取り組んできました。「社会貢献委員会」には世界各国のリーダーとして選ばれた社員メンバーが参加しており、SDGsに基づいた重点テーマを掲げて社会貢献活動を推進しています。年間600件を超える社会貢献プロジェクトを展開し、この防災ワークショップもその一環として位置付けられています。
お問い合わせ
詳細や参加申し込みに関するお問い合わせは、株式会社パソナグループの社会貢献室にご連絡ください。やがて来る災害に備えるために、楽しみながら防災について学ぶ機会をぜひ提供してください。この活動を通じて、地域での絆や助け合いが育まれることを願います。