開館20周年を迎える紅ミュージアム
東京・南青山に位置する紅ミュージアムが、2025年の開館20周年を記念して特別な展示を開催します。この展示は「手仕事ギャラリー 開館20周年記念『紅ミュージアム寿語録(すごろく)』」と名付けられ、紅ミュージアムが20年間紹介してきた伝統工芸の歩みをすごろく形式で楽しむことができます。
紅ミュージアムは2005年に開館し、以来日本の化粧文化とその歴史を広く伝える拠点として多くの来館者に親しまれてきました。江戸時代から守り継がれる紅づくりの技や文化を発信しながら、実際に体験できるワークショップや講座も開催してきました。今年の特別展示では、43コマのすごろくを通じて、これまでの歩みや伝統工芸に光をあてていきます。
展示概要と特別イベント
この特別展示は2025年11月11日から12月13日までの約1ヵ月間、紅ミュージアムで開催されます。入館は無料で、毎週日曜日と月曜日は休館日となっています。この期間中には、すごろくに関連したリーフレットも配布される予定です。また、展示をより楽しむための講座やワークショップも提供されます。
さらに、併催イベントとして「サイコロふってリアル寿語録ツアー」が、2025年11月28日(金)に開催されます。美術の楽しさをユーモアを交えながら紹介するアートテラー・とに~氏をMCに迎え、サイコロを振りながら参加者同士がアートを体感する独自の企画です。このイベントに参加することで、アートや伝統文化に触れつつ、楽しい時間を過ごすことができます。
地元アーティストとのコラボレーション
特別展示の一環として、紅ミュージアムでは地元の伝統工芸作家とのコラボレーションによる作品販売も行います。直前には小町紅の展示・販売が始まり、参加作家の丁寧な技術で作られた作品が来場者を迎えます。視覚的にも楽しめる作品に触れ、その美しさを日常生活に取り入れるきっかけともなるでしょう。
メディアとともに広がる文化
紅ミュージアムがオープンし、これまでの20年間の中で、一般の方々への「紅」と「化粧」の魅力を発信し続けてきました。江戸時代からの伝承を受け継ぐ伊勢半ホールディングスが運営するこの資料館では、日本の美容文化や工芸技法に関する知識を得ることができる貴重な機会が提供されています。多くの実物資料を通じて、その歴史的背景や技術の魅力を感じられるでしょう。
紅ミュージアムでの特別展示は、親しみやすく、伝統工芸の魅力を再発見するための絶好のチャンスです。家族や友人とともに是非足を運んでみてください。詳細な情報や最新の更新は公式ウェブサイトでご確認ください。公式サイトへのリンクは
こちら です。