ラグビーの真髄を描いた究極の小説『フルハウス』
2025年10月22日、堂場瞬一の新作スポーツ小説『フルハウス』が東京創元社よりリリースされました。本作は、日本人として初めてニュージーランドの名門ラグビーチーム、オールブラックスのメンバーとして選ばれたラガーマン、早見剛大の物語を描いています。著者の堂場瞬一さんは、長年ラグビーを愛する一人でもありますので、試合の迫力や感動が見事に表現されています。
物語の魅力
『フルハウス』は、ラグビーの試合が盛り込まれているだけでなく、仲間との友情や競争、個々の葛藤が丁寧に描かれています。特に、オールブラックスと日本代表が激突する重要な試合を控えた早見が直面する様々な困難。そして、かつての仲間との再会がさらなるドラマを引き起こします。
著者の自身のラグビー経験が生きているからこそ、選手が味わう緊張感や、観客の熱気まで感じ取れる臨場感が作品に溢れています。堂場さんも「ラグビーの〈すごみ〉と〈楽しさ〉を徹底的に追求した」とコメントしていますが、その意気込みが作品全体に伝わってきます。
トークイベントを開催
さらに、『フルハウス』の刊行を祝して特別なトークイベントが行われます。日時は2025年11月3日(月・祝)15:00~、場所は枚方T-SITEの4Fイベントスペースで、堂場瞬一さんをはじめとするゲストとしてラグビージャーナリストの村上晃一氏を迎え、熱いトークを展開します。このイベントでは、作品の創作裏話やラグビーの魅力、さらにはスポーツ全般についての深い議論が期待されています。
参加者は、事前に申し込みが必要ですので、興味のある方はリンクから詳細をチェックしてください。イベントへの参加は、ラグビーファンだけでなく、堂場さんのファンにも見逃せない機会です。
全国ツアー「the 200」
さらに、堂場瞬一さんは、2025年中に刊行される200冊の突破を記念して、「the 200」と名付けた全国ツアーを展開しています。これは、日本各地の書店を訪れ、読者と直接対面で交流するというもので、各地でのイベントは盛況のようです。このツアーを通じて、たくさんの読者に感謝の気持ちを伝えられる機会となっています。
また、ツアーに関する裏話やレポートが公式noteで公開されていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
書誌情報と著者プロフィール
『フルハウス』の書誌情報は以下の通りです。
- - 著者: 堂場瞬一
- - 判型: 四六判並製
- - ページ数: 332ページ
- - 発売日: 2025年10月22日
- - ISBN: 978-4-488-02934-0
- - 価格: 1,980円(税込)
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さんは、1963年に茨城県で生まれ、読売新聞社に勤務しながら、小説執筆を始めました。2000年に『8年』で新人賞を受賞以降、数多くのジャンルでベストセラーを記録し続けています。彼の作品は、警察小説やスポーツ小説を中心に、多くの読者に支持されています。
結び
『フルハウス』は、ラグビーファンだけでなく、スポーツに興味がある全ての人に読んでもらいたい一冊です。堂場瞬一さんの作品を通じて、ラグビーの魅力を再発見し、さらなる感動を感じてみてください。