八ヶ岳の音楽ワークショップ
2025-07-16 12:13:35

八ヶ岳の大自然で奏でる「自分だけの音」を見つける特別な日々

八ヶ岳の大自然で奏でる「自分だけの音」を見つける特別な日々



八ヶ岳の豊かな自然とアート空間で、子どもたちが自分自身の音楽を探求するワークショップとコンサートの開催が決定しました。このプロジェクトは、文化をプロデュースする株式会社Kotobitoと、アートスペースを手掛ける株式会社とわいろが共同で実施します。

プロジェクトの目的


本プロジェクトでは、音楽を学ぶ子どもたちが、コンクールなどの評価から解放され、自分自身の感性を信じて、音楽の本質を楽しむことが求められています。八ヶ岳の自然環境の中で、新たな表現力を育む特別な機会を提供し、子どもたちが自分だけの「音」を開花させる手助けをしたいと考えています。

特設ステージとアート空間


この取り組みでは、2つの舞台が用意されています。一つは「森と、ピアノと」というアートスペースで、ここでは1965年製のYamahaグランドピアノが自由に演奏できます。

もう一つは「天空の舞台」として設計された特設ステージ。八ヶ岳の壮大な景色を背景にし、風の音や鳥の声が響く自然の中で、子どもたちの感性が一層引き出されることでしょう。若手建築家の大野宏氏が手掛けたこの舞台は、地域の自然や知恵が生かされた設計が施されています。

講師陣の紹介


この特別なプログラムでは、様々な経験を持つ講師陣が子どもたちを指導します。地元長野で音楽教育に取り組む音楽家、根本崇史氏や、2020年パラリンピックにて編曲を担当したピアニスト鈴木夕里氏、そして特別ゲストには、7本指での演奏で知られる西川悟平氏が登場します。

  • - 根本崇史氏は、バリトン歌手として活動し、地域音楽活動を通じて子どもたちに歌の楽しさを伝えています。
  • - 鈴木夕里氏は、クラシック音楽を基にしつつも広範なレパートリーを持つピアニストです。
  • - 西川悟平氏は、突如ジストニアという難病に直面しながらも7本指での演奏を実現した奇跡の音楽家です。彼の演奏は魂を揺さぶる独自の魅力を持っています。

音楽ワークショップの詳細


今回の音楽ワークショップは、2025年9月13日から15日までの2泊3日の日程で行われます。参加費は無料ですが、交通費や宿泊費は自己負担となります。参加対象は小学4年生から中学3年生で、事前に応募が必要です。プログラムでは自然を感じ、森で得たインスピレーションを元に独自の音を創造し、特別ゲストによるワークショップを経て最終的には天空の舞台で成果を発表します。

応募方法

募集期間は2025年7月16日から31日までで、選考プロセスには演奏動画の提出が含まれています。

コンサートは2025年9月15日、富士見パノラマリゾートの特設屋外ステージで開催され、参加者の演奏の他、講師と特別ゲストの演奏も予定されています。大人の入場料は3,000円、子ども(18歳以下)は無料です。

この新たな挑戦を通じて、子どもたちが音楽の楽しさと自己表現の喜びを実感できる貴重な体験となることでしょう。八ヶ岳の大自然に囲まれて、響きわたる「自分だけの音」を探しに行きませんか?


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