デイブレイク冷凍寿司がアメリカ進出!
近年、日本の食文化が海外で注目を集めている中、デイブレイク株式会社が遂にアメリカ市場に冷凍寿司を投入しました。この取り組みは、米国の日系スーパーマーケットチェーン「ミツワマーケットプレイス」で販売されることになりました。特にカリフォルニア州内のDel Amo店、Northridge店、San Gabriel店において、冷凍寿司が8月から販売が開始され、今後はシカゴ、ニュージャージー、ハワイでも展開予定です。
背景と開発の流れ
デイブレイク株式会社は、冷凍食品の品質と美味しさを重視した特殊冷凍機の開発を進めており、その技術を冷凍寿司に応用しました。冷凍寿司は「冷蔵解凍後も品質を維持できる」という新しいレシピによって開発されました。この技術を使うことで、流通過程での品質を損なうことなく消費者に新鮮な美味しさを届けることができるのです。
デイブレイクは、米の品種選定から酢飯の調整、パッケージングに至るまで、徹底した試行錯誤を重ねました。その甲斐あって、冷凍寿司は現地の販売基準をクリアし、正式に商品化を実現しました。
現地での販売方法と反応
ミツワマーケットプレイスでの販売方法は、店内バックヤードで冷凍寿司を冷蔵解凍した後、チルド商品として店頭に並びます。このプロセスにより、消費者に提供される鮮度や風味が保たれています。実際に販売が始まると、現地の消費者から高い評価を受けており、販売開始直後からの高い消化率に驚きの声が上がっています。これにより、他の地域への展開がすでに決定されており、今後の動きにも注目が集まります。
今後の展望
今後、デイブレイクはさらに流通を拡大し、米国市場における冷凍寿司の可能性を探っていく予定です。特に、ハワイやシカゴ、東海岸の各地での販売も計画されており、アメリカの外食産業への販路開拓も進められています。デイブレイクは、特殊冷凍技術を駆使して、日本の食文化を世界へと広げる橋渡し役を果たすべく、引き続き努力してまいります。
デイブレイクの技術革新
デイブレイクの特殊冷凍機「アートロックフリーザー」は、一般的な冷凍過程の課題を解決するために開発されたもので、急速かつ均一な凍結を実現します。これにより、食品に対するダメージを最小限に抑えつつ、素材本来の風味や食感を保つことが可能になります。2021年10月の発売以降、約700社以上が導入しており、その技術の高さが支持されています。
デイブレイク株式会社について
2013年に設立されたデイブレイクは、「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」をミッションに掲げ、冷凍技術を用いた食品流通の革命を目指しています。これからもデイブレイクは、革新的な食品技術を駆使し、国内外の市場で日本食の魅力を伝え続けていくでしょう。