2026年卒業予定の大学生が選ぶ就職先人気ランキング発表！

2026年卒大学生が選ぶ就職人気企業ランキング

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが発表した、2026年3月卒業予定の大学生に向けた就職人気企業ランキングが注目を集めています。今回の調査は、従来の就職活動とは異なり、インターンシップを通じて得た情報が企業の採用活動に利用できるようになったことから、学生の意識や行動に変化が見られます。

調査概要と背景

今回の調査は、2024年10月から2025年2月にかけて行われ、5,344名の大学生が参加。今年の調査結果では、上場企業の純利益が過去最高を記録したこともあり、就職活動が活気を見せています。この背景には、少子高齢化の進展により若年層の労働力が不足していることが挙げられ、企業の採用意欲が高まっている様子がうかがえます。

文系男子ランキング

文系男子の人気企業ランキングでは、伊藤忠商事が6年連続でトップを獲得しました。続いて三井物産、住友商事、丸紅、三菱商事が上位に名を連ね、総合商社の強い人気が伺えます。特に、広範な事業領域や国際的な活躍ができるという点が強く評価されています。これらの企業は、成長分野へのシフトや業績の好調を背景に、若手社員の待遇改善にも力を入れており、その結果、学生からの賛同を得ています。

トップ10には、メガバンクや証券会社が多数ランクインし、特に待遇面の充実がポイントとなっているようです。また、不動産デベロッパーの森ビルの健闘も注目されるところです。

理系男子ランキング

理系男子のランキングでも、伊藤忠商事が1位に輝き、三菱商事や丸紅が続きました。総合商社は理系学生に対しても需要があり、事業の多様性から多くの理系出身者が活躍できる場が提供されています。また、トヨタ自動車が久々にトップ10に返り咲いたことも話題となっています。こちらも、IT企業や不動産デベロッパーが上位に入るなど、新たなトレンドが見られます。