Visual Bank、2度目の選出を果たす
Visual Bank株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、日経BPが運営する『日経クロストレンド』において発表された特集企画「未来の市場をつくる100社【2026年版】」に選出されました。これにて、同社は2024年版に続き、2度目の選出となります。
「未来の市場をつくる100社【2026年版】」について
日経クロストレンドのこの特集は、2019年にスタートし、毎年12月に最新のリストを発表しています。約400社から「新しい市場」「成長期待」「社会インパクト」の3つの視点で評価され、選ばれた企業は新しい時代を切り開くことが期待されています。
Visual Bankの選出理由
Visual Bankが選ばれた理由は、主にエンタメ分野において、IP(知的財産)とAI(人工知能)の共存を促進するデータセットが高く評価されたことにあります。この分野では、特に最新のAI技術を活用したアプローチが注目されています。2025年3月31日には、経済産業省および国立研究開発法人NEDOが推進する「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」の調査実証企業の公募に採択され、今後もAIの実用化に取り組む姿勢を示しています。
Visual Bankの事業内容
1. THE PEN(IP x AI)事業
Visual Bankが提供するAI作画補助ツール「THE PEN」は、漫画家の「より多く描きたい」という思いをサポートするために開発されています。このツールは、漫画家一人ひとりの独自の表現に合わせており、創作現場にじっくり根ざした実用性の高いものとなっています。詳細は
こちらから確認できます。
2. Qlean Dataset事業
Qlean Dataset事業では、業界のさまざまなニーズに応えるため、権利処理が完了したAI学習用データセット「AIデータレシピ」を提供しています。これは、権利クリアな状態で効率的な開発を可能にし、すべての工程を一括で担うことで品質の向上を図っています。公式サイトでの詳細は
こちらです。
3. Visual Library事業
Visual Bankの「Visual Library」は、日本最大級のストックフォト事業として40年以上の歴史を持ちます。広告、出版、教育、報道など、多彩な分野において権利処理済みの高品質なビジュアルコンテンツを提供し、主要企業に支持されています。関連情報は
こちらで確認できます。
Visual Bank株式会社概要
Visual Bankは、2.4億点を超える権利クリアな画像を扱う「Visual Library」を基盤に、AI学習用データセットや漫画家向けツールの開発を進めています。2025年8月にはさらに戦略的M&Aや中核人材の採用を強化するため、シリーズBで約11億円の資金調達を行いました。企業の成長を支えるため、次世代技術を適切に実装することを目指しています。
- - 会社名:Visual Bank株式会社
- - 設立:2022年4月
- - 代表取締役CEO:永井 真之
- - 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山7-1-7C-Cube南青山ビル6F
- - 公式サイト:Visual Bank
Visual Bankは、エンターテインメント分野における新たな技術革新を推進し、今後もその事業内容を深化させていくことでしょう。