『FRY to FLY Project』参加で持続可能な未来を目指すひとまいるとカクヤスの取り組み

ひとまいるとカクヤスが『FRY to FLY Project』に参加

株式会社ひとまいると株式会社カクヤスは、持続可能な社会の実現に向けた『FRY to FLY Project』に参加することを発表しました。このプロジェクトは、家庭や店舗から出る廃食用油を再資源化し、持続可能な航空燃料（SAF）へと転用することを目指しています。両社はこの取り組みを通じて、地域の飲食店や回収事業者と連携し、廃食用油の回収と認知拡大を図っています。

FRY to FLY Projectの概要

『FRY to FLY Project』は、国内における廃食用油を原料とした持続可能な航空燃料の製造を目指し、多様な企業や自治体が協力するプロジェクトです。現時点で277の企業や自治体が参加しており、地域社会とともに資源循環型の社会を築く活動に取り組んでいます。プロジェクトの合言葉である『揚げたら、飛ばそう』は、廃食用油を再利用し、航空機を飛ばすことからその名が付けられました。これにより、廃棄物を減らすだけでなく、温室効果ガスの削減にも寄与します。

ひとまいるとカクヤスの取り組み

ひとまいるグループは首都圏を中心に、関西や九州でも酒類の店舗販売やデリバリーを行っています。最近では、廃食用油の回収を強化し、飲食店や家庭から出る油を回収しています。そして、回収された油は、プロジェクトにも参加している株式会社レボインターナショナルを介してSAFに再資源化されます。

特に、一般家庭からの廃食用油の回収は、まだまだ進んでいないのが現実です。この課題を解決するため、ひとまいるとカクヤスは地域のイベントや学校でのSDGs教育を通じて、一般の消費者に向けた啓発活動に力を入れています。これにより、廃食用油の再資源化に対する理解と協力を促進し、回収サービスの利用を促していく方針です。

廃食用油回収の方法

ひとまいるとカクヤスでは、2024年6月から廃食用油の回収サービスを始め、店舗や配達時に回収を行っています。また、一般家庭からの回収依頼については、ウェブサイトから申込が可能です。これにより、家庭で余った油を無駄にせず、環境に優しい管理ができるようになります。一般家庭向けの回収依頼はこちらから、飲食店向けはこちらとなっております。

まとめ

ひとまいるとカクヤスの取り組みは、地域と連携しながら持続可能な社会を築くための一環として非常に重要です。『FRY to FLY Project』を通じて、廃食用油の有効活用を促進し、さらなる環境意識の向上を目指します。この活動からは、日々の生活の中で廃棄物削減に貢献できるチャンスが生まれています。ぜひこの機会に、皆さんも廃食用油の回収サービスを利用して、資源循環に参加してみてはいかがでしょうか。