国際イベントで語る、女性のエンパワーメントと経済成長の重要性

日本における女性のエンパワーメントの重要性

2023年11月4日、株式会社ポピンズの代表取締役社長・轟麻衣子氏がICMA Women’s Networkと大和証券株式会社が主催する国際イベントに登壇しました。イベントのテーマは「人権とジェンダー平等への投資がもたらす経済成長」であり、国内外から多数の参加者が集まりました。この場で轟社長は「日本社会における女性のエンパワーメント」について基調講演を行い、女性が社会でより活躍することが経済的にも重要であると訴えました。

講演の内容と課題

講演では、日本が教育や健康の分野で優れた女性リソースを持ちながら、ジェンダーギャップ指数で118位にとどまっている現状が指摘されました。特に、35%以上の女性が子育てを機に非正規雇用になることが深刻な課題であり、これは経済的な機会損失をもたらしています。もしこの「眠れる労働力」がフルタイムで活躍できる環境が整えば、約8.7兆円もの経済効果が期待できるとのことです。これは日本の長期的な経済発展にとっても非常に重要です。

轟社長は、ポピンズが創業以来掲げてきた「働く女性の支援」というミッションを再度強調し、女性がキャリアを諦めずに済む社会を築くことの必要性を述べました。また、「女性が輝くと世界が輝き、未来を変える」というビジョンを示し、ポピンズグループとして今後もそのために努力を続ける意向を表明しました。

パネルディスカッションと国際機関との連携

このイベントでは、国際金融公社 (IFC) やUN Women（国連女性機関）の代表者も参加し、パネルディスカッションを通じて女性の経済的な活躍がどのように成長を促進するかについて議論が行われました。女性のエンパワーメントと経済成長は相互に関連しているという視点が共有され、具体的な取り組みや政策の必要性が再認識されました。

ICMA Women’s Networkについて

ICMA（国際資本市場協会）が設立したICMA Women’s Network（ IWN）は、キャリアのさまざまな段階にある女性を支援し、債券市場におけるジェンダー平等を推進することを目的としたフォーラムです。このネットワークは、女性が持つ潜在能力を最大限に引き出すための支援を行っています。

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ポピンズのSDGsへの取り組み

ポピンズグループは、2020年に日本初のSDGs-IPO企業として上場後、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。特にジェンダー平等や質の高い教育を提供することに注力し、日々の事業を通してSDGsの4番、5番、8番の達成に貢献しようとしています。教育機関との共同研究を行い、持続可能な社会の実現に向けた活動も行っています。

さいごに

轟社長が登壇したこの国際イベントは、日本における女性のエンパワーメントについて考える良い機会となりました。ポピンズとして、これからもより多くの女性が充実した社会生活を送るためのサポートをし続ける姿勢が求められます。女性の活躍は、日本が直面する経済的な課題を解決するための重要な鍵であると言えるでしょう。