男女高生のおばけ信仰の違い
お盆の時期、特に「盆の入り」と呼ばれるこの日には、多くの人がご先祖様の霊を迎えるためにお墓参りを行います。この時期になると、どうしても心に浮かんでしまうのが「おばけ」や「幽霊」の存在です。そんな中、現代の若者たちがどのようにおばけや幽霊について思っているのか、全国の高校生を対象にした調査結果をお伝えします。
女子高生の心霊体験
「放課後NEWS」が実施したアンケートによると、女子高生の中でなんと60.6%が「おばけ・幽霊を信じる」と回答しました。この結果は、彼女たちが実体験を語る際に、具体的なエピソードを多く紹介していることからも明らかです。
例えば、ある女子高生は「金縛りにあったことがある」と話し、また別の子は「夜に物音がしたのでおばけの仕業だと思った」と証言しています。また、周囲の友人が幽霊を見たという話を聞いたり、家族に霊感の強い人がいる場合も「信じる」傾向が強いようです。
彼女たちの意見からは、「おばけがいなかったら、そもそもその存在を示す言葉がない」という、独特の論理も感じられます。「科学的に証明されていないからこそ、もしかしたら本当にいるかもしれない」と考える女子高生も多く、ロマンを重視した意見が目立つのも特徴的です。
一方、39.4%の女子高生は「信じない」と回答。この理由は主に「怖いから」、「見たことがないから」に集中しています。また、科学的根拠を示して信じないという意見も聞かれ、信じる派と信じない派の隔たりが見えます。
男子高生の現実的な視点
男子高生の調査結果は、47.9%が「信じる」と回答したものの、52.1%が「信じない」と答え、多数派は信じない派となりました。信じる理由としては、女子高生と同じく実体験や友人の体験談が多くありましたが、男子高生の中には「おばけがいると思った方が面白い」という、ユーモアを交えた意見も見受けられました。
「死後も家族や友人がそばにいたら嬉しい」というロマンチックな考え方を持つ男子もいた一方で、「見たことがないから信じない」という回答が大半を占めました。
さらに男子高生の中には、「おばけより自分の方が強い」と強がる意見もあり、内心ではおばけや幽霊を恐れている側面も垣間見えます。
男女間の意識の違い
今回の調査結果から、女子高生はおばけや幽霊を信じる傾向が強く、一方で男子高生はおばけ・幽霊を信じないという傾向が明確に浮かび上がりました。また、信じていない男子高生たちの中には「怖い」と思う意見が目立ったため、結果的に男子高生の方が女子高生よりも幽霊に対してビビりの側面が見受けられました。
さらなる情報は「放課後NEWS」で
この調査の詳細やその他の結果については、ぜひ「放課後NEWS」でチェックしてください。また、マーケティング会社「株式会社ワカモノリサーチ」では、若者の声をきく意義を重視し、今後も様々な調査やリサーチを行っていく予定です。全体の調査結果をぜひご覧いただき、若者のリアルな声に触れてみてください。
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