即興劇の新境地
2025-09-03 10:46:59

舞踏家・工藤丈輝が繰り広げる即興劇『起源論』の魅力と詳細

舞踏/音楽の即興劇『起源論』が高円寺に降臨



舞踏家・工藤丈輝による即興劇『起源論』が、2025年10月29日から11月2日まで、座・高円寺1で上演されます。この公演は、舞踏と多様な音楽が一体となり、舞台芸術の起源を問う特別な5日間となります。チケットは現在、カンフェティで販売中です。

公演の特徴


『起源論』は、台本なしに演じられる即興劇です。舞台上では、工藤丈輝をはじめとする出演者が、選択ではなく必然として生まれる動きや音を通じて、観客と共に「生」の根源に迫ります。心臓の鼓動や呼吸が交錯する空間で、観客はその生成の過程に立ち会うことができます。これは、身体と音が互いに響き合い、まるで祈りのように表現される一時間余りの旅です。

5日間の公演内容


各日ごとに異なる音楽家たちが参加し、舞踏と音楽の融合を楽しませてくれます。具体的な公演内容は以下の通りです。

  • - 10月29日(水) 開演19:30
初日を飾るのは、フリージャズシーンの重鎮である林栄一(a.sax)と石渡明廣(guitar)。この濃密な音の渦に対して工藤丈輝の肉体がどのように応答するのか、その瞬間をお見逃しなく。

  • - 10月30日(木) 開演19:30
日本のDJシーンをリードしてきた小林径(DJ)と、独自の蛍光灯楽器「OPTRON」を使用する伊東篤宏が共演。光と音のノイズが舞踏を導く異界のような体験が待ち受けています。

  • - 10月31日(金) 開演19:30
ロックとフリージャズを自在に行き来する宮田岳(ba.gt.etc)と、パーカッション奏者のはまちが登場。リズムと音響が体の動きと交錯する夜をお楽しみください。

  • - 11月1日(土) 開演19:30
世界的なサクソフォニストである清水靖晃(t.sax)と、『サンプリングの王者』カール・ストーン(laptop)が共演。肉体とデジタル音響の限界を挑戦する対話が展開されます。

  • - 11月2日(日) 開演15:30
千秋楽には吟遊詩人の石橋幸(voice, guitar)とベーシストの河崎純が参加。祈るような声と低音のうねりが、舞踏を包み込む特別な瞬間です。

チケット情報


チケットは全席自由で、4,000円(税込)。なお、未就学のお子様はご入場いただけないため、ご注意ください。公演前の30分間は開場されるため、早めの来場をおすすめします。

是非、工藤丈輝が織り成す舞踏と音楽の世界を体験してみてください。即興で生まれるアートの可能性は、きっとあなたに新しい視点を与えてくれることでしょう。

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