セガXDとムーンショット目標9が描く新たなメンタルジムの展望
株式会社セガ エックスディー(以下、セガXD)は、内閣府が展開するムーンショット型研究開発制度目標9に参加し、「逆境の中でも前向きに生きられる社会の実現」を目指すプロジェクトに参画しました。ここでは、心の状態を整え、高めるための新しいトレーニングサービス、「メンタルジム」構想について詳しくお伝えします。
ムーンショット型研究開発制度とは?
ムーンショット型研究開発制度は、未来に向けた大胆なイノベーションを生み出すための国のプログラムです。目標9では、2050年までにこころの安らぎや活力を増大させることを目的としています。山田真希子プロジェクトマネージャーの指揮の下、逆境の中でも前向きに生きるための脳や生体メカニズムを理解し、それを基にした支援技術の開発が進められています。
セガXDの参画意義
セガXDは、ゲーミフィケーションを活用した新たな体験の設計において強みを持つ企業です。心の状態を科学的に理解し、それに基づくトレーニング体験を提供することで、メンタルヘルスの課題解決に貢献しようとしています。このプロジェクトでは、心の状態の可視化を科学的根拠に基づいて行い、定量的に管理することを目指します。
メンタルジム構想の背景
現代社会において、メンタルヘルスの重要性は日に日に増しています。来る2024年には、メンタルウェルネス市場は約2,683億米ドルに達すると予測されていますが、多くのサービスが自己管理型にとどまっています。一方で、身体を鍛えるジムが社会に広く受け入れられてきたように、心のトレーニングも日常に取り入れられるべきです。この「メンタルジム」は、心理的なウェルビーイングを促進する新しい施設です。
メンタルジムの具体的内容
メンタルジムでは、以下の要素を取り入れます。
- - 脳と心に関するデータを基にフィードバックを行うこと
- - ゲーミフィケーションを駆使して継続しやすい体験をデザインすること
- - 医療行為ではなく、日常的なウェルビーイングの支援を行い、能力を拡張すること
この新しい施設は、心のトレーニングを日常の一部として定着させることを目指しています。
今後の展開
セガXDとムーンショット型研究開発制度は、国内で実証拠点の設立を目指しています。脳科学や心理学に基づくメンタルトレーニングプログラムの効果を検証することで、利用者の体験や継続性、そのビジネスモデルを確立します。また、スポーツや教育機関への応用や、医療機関との連携の可能性も視野に入れています。
最後に
セガXDのエクスペリエンスデザイン部プロデューサー、三ツ橋秀和氏は、「人を夢中にさせる力」を心のトレーニングに活用できることを強調しています。また、山田PMは、科学的な妥当性と日常で使いやすい体験設計が重要であるとしています。このプロジェクトは、心の健康を支える新しい文化を創出するための第一歩となるでしょう。メンタルジムの成功は、未来の社会における心の安心感の向上につながります。私たちもその進捗を楽しみにしています。