製造業の未来を見据える「Tech Beat Shizuoka 2025」
2025年7月24日、静岡市のグランシップにて開催される「Tech Beat Shizuoka 2025」では、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する重要な議論が行われます。エスマット代表取締役の林 英俊氏が参加し、製造業が直面する現実的な課題について話し合います。
パネルディスカッションの見どころ
このセッションでは、スズキとヤマハ発動機の生産部門のトップが登壇し、それぞれの企業が進めるDX導入の取り組みを共有します。また、地域を支える企業やスタートアップの経営者もその場に集まり、共創事例を基に製造業の課題解決に向けた次のステップを模索します。
イベント概要
- - セッション名:製造DX先進県Shizuoka!未来を共に作る製造業/アトツギ/スタートアップの挑戦
- - 日時:2025年7月24日(木)15:00~15:50
- - 会場:グランシップ1F 大ホール「海」
登壇者には、エスマットのほかに、エンコースやSkillnoteの代表、スズキの生産本部長、ヤマハ発動機の執行役員が名を連ねます。モデレーターには、TECH BEAT Shizuokaのプロデューサー西村真里子氏が担当し、議論を促進します。
林 英俊氏の視点
林氏は「現場起点のDX」を掲げ、実際の製造現場での課題を解決するためのアプローチを提案します。特に、IoT在庫管理システム「SmartMat Cloud」の導入がどのように現場の業務を自動化し、効率化するかについて具体的な事例を交えながら説明します。このシステムは、現場のあらゆるモノの実在庫をリアルタイムで可視化し、従来手作業で行っていた在庫管理をAIによって自動化するもので、すでに1,200社以上が導入しています。
「Tech Beat Shizuoka」の意義
「Tech Beat Shizuoka」は、静岡県が主催するオープンイノベーションイベントであり、静岡地域の企業と全国のスタートアップをつなぐ重要なプラットフォームです。このイベントを通じて、静岡発の新たなイノベーションの創出を目指しています。また、参加には事前登録が必要ですが、参加費は無料となっており、多くの方に製造業の未来を考えるきっかけを提供します。
結びに
製造業の変革が求められる現代において、「Tech Beat Shizuoka 2025」はその変革の一歩を踏み出す場となります。中小から大企業までが共にDXを進め、製造業の未来を形作っていくプロセスに、ぜひ参加して新たな知識とネットワークを得てください。このイベントが地域の製造業にとって、さらなる成長と発展の契機となることを期待しています。