デジタル時代の自治体向けAWSコスト管理ツール「srest」の魅力とは
2025年6月、東京ビッグサイトで開催される「第5回デジタル化・DX推進展(ODEX)」にて、株式会社メタップスホールディングスが提供するAWSコスト管理ツール「srest」が登場します。このイベントでは、自治体のデジタル化を進めるための具体的なソリューションを提供し、多くの自治体担当者にその効果を体験してもらうことを目的としています。
出展の背景
近年、地方公共団体においては、基幹業務システムの標準化が進行しており、多くの自治体が「ガバメントクラウド」への移行を行っています。これに伴い、AWSをはじめとするクラウドインフラの導入が広がっていますが、クラウド特有の複雑なコスト構造への対応が課題となっています。
クラウドサービスは、使用量に応じて請求されるため、予算超過を避けるためには継続的なコスト分析と可視化が必要不可欠です。しかし、オンプレミス時代と異なり、各部署ごとのコストの按分や検収業務も煩雑になり、自治体の情報政策や財務部門に大きな負担をかけてしまっています。
こうした課題を解決すべく、「srest」は自治体のデジタル化推進をサポートします。2025年3月から名古屋市のガバメントクラウド環境で実証実験を開始し、マルチアカウント環境におけるコストの可視化や適切なコスト管理に取り組んでいます。
「srest」の特徴
AWSコスト管理ツール「srest(スレスト)」は、複数のAWSアカウントのコストデータを様々な角度から可視化することで、企業のコスト管理を効率化します。ダッシュボードは詳細な分析を行え、AWSコストの最適化を図ります。
この名称には「SRE(Site Reliability Engineering)」と「rest(休息)」の2つの意味が込められており、SREエンジニアの業務を効率化することを目指しています。さらに、AWSが実施する「AWS Foundational Technical Review」を通過しており、AWS認定ソフトウェアとしても認められています。
出展イベント「ODEX」について
「第5回デジタル化・DX推進展(ODEX)」は、デジタル化の促進を目的としたBtoB展示会で、自治体担当者とDXを進めたい企業との出会いの場となります。開催日時は2025年6月4日(水)〜6月6日(金)の3日間で、会場は東京ビッグサイト。参加は事前登録制であり、参加費は無料です。
ブースの所在地は、東2ホールの「自治体デジタル化支援EXPO」内の小間番号16-14で、多くの自治体担当者が集まると予想されます。この機会に「srest」の効果を直接体験することができる貴重な場を提供します。
結論
今後、自治体のデジタル化はますます進展することが予想されますが、その中でのコスト管理は各自治体の負担を軽減し、効率化を図るためでも重要です。「srest」が提供するソリューションは、デジタル時代の自治体運営において無くてはならない存在となるでしょう。この機会にぜひ「srest」の持つ力を体感してみてください。