古楽器特別講義
2026-05-13 15:35:09

18世紀の古楽器に触れる特別講義が大阪音楽大学で開催

18世紀の古楽器に触れる特別講義が大阪音楽大学で開催



大阪音楽大学では、2026年5月29日(金)に「器楽の愉しみ〜18世紀の器楽曲〜」という特別講義が行われます。この講義は、バロック時代に焦点をあてたレクチャー・コンサート形式で、4人の専門家による生演奏と興味深い解説が交えられています。

特別講義は、バロック期に発展した器楽曲と、当時使用されていた古楽器に興味を持つ学生や音楽愛好者にとって、素晴らしい学びの機会です。講義ではリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ、クラヴィコードの専門家が集まり、それぞれの楽器が持つ音の質感や奏法、楽器構造を体験的に学ぶことができます。

実演を通じて各古楽器の特性が紹介される中で、18世紀の音楽様式がどのように変遷していったのか、また器楽アンサンブルの進化についても触れられます。演奏者による丁寧な解説に合わせて生演奏が行われるため、参加者は視覚と聴覚両方で歴史的な音楽を深く理解することができるでしょう。

具体的な演奏予定曲としては、G.F.ヘンデルの「ソナタ 変ロ長調 HWV377」、B.マルチェッロの「ソナタ ハ長調」、F.クープランの「クラヴサン曲集 第3巻より『L'aimable Therese』」、G.フレスコバルディの「トッカータ ト短調」、C.P.E.バッハの「ソナタ ニ短調 Wq.63/2」、そしてG.P.テレマンの「トリオ 変ロ長調 TWV42:B4」など、古楽の名曲が演奏されます。

この特別講義は、リコーダーやチェンバロに加え、ヴィオラ・ダ・ガンバなどの古楽器を学びたい学生にとって、実演を通じて上質な音楽体験を積む貴重な機会です。特に、弦楽器・管楽器専攻の学生には様々な視点での学びが提供され、自分自身の演奏研究に直接つながることが期待されます。

講師陣の紹介


特別講義に参加する講師陣は、各楽器の専門家であり、音楽教育の第一線で活躍しています。まず、井幡万友美氏(チェンバロ)は、国際ロータリー財団の奨学金を受けてアメリカのシンシナティ大学で学び、国内外で幅広く活動している実力派です。上田牧子氏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)は関西を中心にソリストとして活躍し、大阪音楽大学で後進の指導にあたっています。京谷政樹氏(チェンバロ/音楽学)は英国王立ウェールズ音楽演劇大学で古楽科を専攻し、音楽学の知識も深い講師です。また、村田佳生氏(リコーダー)はアムステルダム音楽院卒、数々のオーケストラと共演経験がある実践派の演奏者です。

大阪音楽大学について


大阪音楽大学は2025年に創立110年を迎える日本で唯一の音楽単科大学で、さまざまな音楽の専門分野を持ち、学問の発展に寄与しています。学生たちは従来のクラシック音楽のみならず、クリエイターやプロデューサー、音楽エンジニアとしてのスキルも身に着け、音楽業界で活躍する人材を目指しています。

この特別講義は音楽と歴史の交差点を体感できる素晴らしいイベントであり、学生にとって大変実りある時間となるでしょう。興味のある方はこの機会をぜひお見逃しなく!


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