新卒向け推し活採用
2025-09-01 15:21:25

新卒学生が自分を表現できる「推し活採用」を開始したマーキュリー

マーキュリーの「推し活採用」とは



株式会社マーキュリーは、2026年度の新卒生を対象に、新しい形の採用選考である「推し活採用」をスタートさせました。この取り組みでは、応募者が自身の「推し」について自由に語り、その個性や価値観を表現できる場を提供します。具体的には、一般的な面接での自己PRや志望動機の代わりに、アニメやアイドル、アーティストといった「今ハマっていること」について話す「推し活面接」を行います。

学生の本音を引き出す新しい試み



従来の採用方式では、「自己PR」や「ガクチカ」が重視されるため、学生が自身の本音や個性を表現しにくい傾向があります。実際、就職活動中に挫折感を抱く学生も多く、53.8%の学生が面接で失敗を感じたと答えています(マイナビ調査)。 それに基づき、マーキュリーは学生が自然体で話せる環境を提供し、より個性的なアプローチを目指しています。

若者の「推し活」とは



近年、特に若者の間で「推し活」が盛んになっています。クロス・マーケティングによる調査では、18〜29歳の約55%が「推し」を持っていると回答し、推し活文化が浸透していることが示されています。また、推し活を実践している人数は約1,400万人にも上り、日本の人口の10%以上を占めるとされています。 これを採用選考に取り入れることで、学生が本音で語りやすく、企業と学生との新しい関係性の構築を目指しています。

「推し活面接」の詳細



「推し活採用」における「推し活面接」は、応募者が自由に好きなことを語れる形式です。面接官は一般的な質問は行わず、応募者の熱意や共感力を観察することに重きを置いています。具体的な流れは以下の通りです。

1. オンライン会社説明会
2. 推し活面接
3. 最終選考

特に2026年度卒業予定の短期大学生、専門学校生、大学生、大学院生が対象です。「推し活面接」では、応募者が自分の「推し」を通じて語ることで、それぞれの個性が浮き彫りになることを期待しています。

マーキュリーが目指す新たな採用スタイル



マーキュリーは「感動エージェント」としてのビジョンを掲げ、多様な人材の登用や育成に努めています。これまでも学生向けにさまざまなキャリア支援を行い、若者が自分の可能性を見出す機会を創出してきました。「推し活採用」は、そうした取り組みの一環として、学生と企業の新たな関係構築に寄与するものです。今後は面接の様子や参加学生の声をまとめたレポートも公開予定で、より多くの若者に「推し活採用」の魅力を伝えていくことを視野に入れています。

まとめ



マーキュリーの「推し活採用」は、学生が自身の個性を最大限に発揮できる新しい選考方法です。面接を通じて、企業と学生が等身大の対話をすることが可能となる今後の展開に注目です。詳しい情報は、特設ページやマイナビ2026でご確認ください。


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