前田工繊決算発表
2025-05-15 15:57:38

前田工繊、2025年6月期第3四半期決算を発表、売上高好調に推移

前田工繊、2025年6月期第3四半期決算を発表



前田工繊株式会社(東京都港区、社長:前田尚宏)は、2025年6月期第3四半期の決算を2025年5月15日に発表しました。今回の結果は、会社の核心を成す伝統的なインフラ事業や新たな市場での成功を示すものとなっています。

2025年6月期第3四半期決算の概要



当四半期における連結累計期間の売上高は47,558百万円で、前年同期比で13.5%の増加を見せました。また、営業利益は10,152百万円(前年同期比26.0%増)、経常利益は10,227百万円(同25.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益は7,004百万円(同25.3%増)となり、全体的に期待以上の結果を収めました。

セグメント別の業績分析



ソーシャルインフラ事業



ソーシャルインフラ事業においては、公共工事関連が好調で、盛土補強材や河川護岸材、海洋土木製品の販売が好影響を及ぼしました。このセグメントの売上は前年同期比で7.7%の増加を果たし、営業利益は5,966百万円に達しました。

不織布事業でも、スパンボンドの自動車資材向けの需要が回復し、医療関連資材の受注も堅調に推移。これにより、前年同期と比べて売上・利益ともに増加しました。ただし、農水産業関連の事業は一部製品の販売が落ち込み、前年同期をわずかに下回る結果となっています。

インダストリーインフラ事業



自動車用鍛造ホイール事業については、国内外での製品の販売が堅調でした。特に海外幹部のBBSMotorsport GmbHによる欧州市場での販売が好調に推移し、結果として売上高は20,939百万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は5,185百万円(同49.0%増)という素晴らしい成績を収めることができました。これにより、全体的な利益率が上昇し、企業の管理基盤がさらに強固なものとなっています。

今後の展望



前田工繊は、2024年12月に連結子会社となった株式会社犀工房の業績も考慮に入れ、引き続き新たな市場機会を追求していく意向を示しています。また、新技術や製品の開発を通じて、地域社会の安心・安全な環境づくりに貢献していきます。

前田工繊は、1972年の創立以来、地域の発展とインフラ整備を通じて成長を続けてきました。「ジオシンセティックス」の総合企業として、さらなる飛躍に向け堅実に歩み続けます。

詳細に関しては、公式ページでの決算短信を確認することができます。 前田工繊決算短信


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