タカちゃんと懐かしむ
2025-08-01 15:22:25

日本橋高島屋史料館でタカちゃんとともに懐かしむ企画展

タカちゃんとの思い出を写真で募集中!


年々忘れ去られていく歴史の中で、多くの人々に愛された存在がいます。日本橋高島屋には1950年から1954年までの約4年間、タカちゃんという名のゾウがいました。今でも、その存在を記憶に留めている人は少なくありません。タカちゃんは子どもたちの人気者で、おとなしく優しい性格を持ち、特に小さな子どもたちと遊ぶのが大好きでした。そんな彼女の姿は、戦後の混乱期において心温まる瞬間を提供していたことでしょう。

タカちゃんの魅力とは


タカちゃんの性格は、彼女を特別にしていた要素の一つです。人懐っこく、その愛らしい性格で多くの人々に親しまれました。名前を呼ぶと「ウォーッ」と返事をし、ラッパや太鼓を使った演奏も得意でした。その鼻を使って様々な物を扱う姿や、噴水での水浴びを楽しむ様子は、当時の訪れる人々の心をつかんで離さなかったのです。また、寒い冬に弱いタカちゃんですが、バナナと砂糖、そしてリンゴやパンという好物があり、食欲旺盛な一面もありました。タイから日本に来た時には、軽く560kgを超える体重を誇っていたタカちゃんが、4年後には1800kgまで成長したことも驚きのエピソードです。

企画展の開催と参加方法


このようなタカちゃんの魅力を再確認し、彼女に対する思い出を掘り起こす特別な企画展「ゾウに乗る - デパートの屋上に暮らしたタカちゃん(仮称)」が、2026年3月から8月にかけて高島屋史料館TOKYOで開催される予定です。本企画展では、タカちゃんを案内役として、日本におけるゾウのイメージの変遷を紐解いていきます。

そして、今回の企画展に向けて、皆様からの思い出の写真を募集します。特にタカちゃんと一緒に写った思い出の一枚があれば、ぜひご応募ください。ご自宅のアルバムに眠っているタカちゃんとの思い出の写真を探してみてはいかがでしょうか。

応募要項と方法


応募は、郵送またはメールで受け付けています。郵送の場合は、東京都中央区日本橋の高島屋グループ本社ビル6階「タカちゃん係」までお送りください。また、メールの場合は指定のアドレスに必要事項を記入の上、お送りください。応募期間は2025年8月2日から11月4日までです。応募時には、撮影日時や応募者の情報を記載する必要がありますので、お手元を確認の上、送信してください。

プライバシーと注意事項


応募いただいた写真は、本展の展示や広報物に使用されますが、必ず主催者である高島屋史料館がしっかりと管理します。応募者は著作権を主張しないことに同意する必要がありますので、注意してご確認ください。また、撮影された人物の了承を得ることもお忘れなく。応募した写真の返却は行われませんので、ご了承ください。

ステッカープレゼントも


さらに、8月2日以降に高島屋史料館TOKYOを訪れると、SNSフォロワーとして「うちのタカちゃんしりませんか?」のステッカーをプレゼントするキャンペーンも実施されます。7種類の個性的なデザインからお好きなものを選ぶことができるチャンスです!

タカちゃんを通じて、あの時代の思い出を分かち合い、新たに親しまれる存在にするこのプロジェクト。皆様のご参加を心よりお待ちしております。タカちゃんと共に懐かしい時間を楽しみましょう!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 高島屋 タカちゃん ゾウ

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。