紫外線治療装置登場
2025-07-01 12:53:04

新たな紫外線治療装置「CAREVEAM」が全国で販売開始!

新たな紫外線治療装置「CAREVEAM」が全国で販売開始



2025年7月1日、グンゼ株式会社の完全子会社であるグンゼメディカル株式会社は、皮膚疾患の治療を目的とした新しい紫外線治療装置「CAREVEAM(ケアビーム)」の販売を全国の医療機関向けに開始します。この革新的な治療装置は、韓国のLAMEDITECH社によって開発されたターゲット型エキシマライト(308nm)を搭載しており、治療効果を最大限に引き出すことが期待されています。

「CAREVEAM」とは?


「CAREVEAM」は、波長308nmのターゲット型エキシマライトを使用した紫外線治療装置で、皮膚疾患の治療を目的に薬事承認を受けています。特徴は「はじめての紫外線治療に、やさしさという安心を」というコンセプトで、患者と施術者双方に安心感をもたらす設計となっています。

この装置は、放射照度(mW/㎠)を症状や肌の状態に応じて精密に調整することができ、個々の治療ニーズに柔軟に対応可能です。また、軽量なハンドピースとコンパクトなデザインによって、施術者の手首への負担を軽減し、長時間の使用でも快適に操作できます。保険適用対象の皮膚疾患には、乾癬や尋常性白斑などが含まれています。

国内外での販売実績


「CAREVEAM」は、欧州では2020年にCEマーキングを取得しており、韓国、台湾、エジプト、UAEなどで販売実績があります。今後は、ヨーロッパ、ドイツ、イスラエル、アメリカへの販売も予定されており、国際的にも広がりを見せる製品です。

グンゼメディカル株式会社について


グンゼメディカルは、1986年4月に設立され、グンゼ株式会社の連結子会社として医療機器販売を行っています。本社は大阪府大阪市に位置し、形成外科や脳神経外科など様々な分野の医療機器を取り扱っています。医療機器の開発や販売はもちろん、開業開設に関するコンサルティングも手掛けています。

LAMEDITECH社について


韓国のLAMEDITECH社は、2012年1月に設立され、医療用レーザー機器を開発・製造する国際的な企業です。技術力に定評があり、グンゼメディカルとの協力により、「CAREVEAM」にもその革新性が息づいています。

まとめ


「CAREVEAM」の導入により、皮膚疾患に苦しむ患者に新しい治療の選択肢が提供されることになります。従来の治療方法と比べ、より安全で効果的な治療が期待され、多くの患者の生活の質の向上に寄与することでしょう。グンゼメディカルの新たな挑戦に、今後も目が離せません。


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