新しい照明デザイン
2025-06-13 13:50:13

デンマーク・コペンハーゲンで新たな照明デザインを公開!

デンマークのコペンハーゲンで毎年開催されるデザインの祭典「3daysofdesign」。2025年、今回は「KEEP IT REAL」をテーマに、多くの国内外のデザイナーたちが出展し、特に注目を集めるのがTriple Bottom Lineの新作照明、吊り下げ照明「FOUSKA」と卓上照明「SKIA」です。

Triple Bottom Lineは、東京都杉並区に本社を置くデザインスタジオで、AIを活用したジェネレーティブデザインの手法を用い、ユニークなプロダクトを設計してきました。特に今回の「FOUSKA」は、工業的生産の枠に新たな価値を見出すプロダクトとして、多くの期待が寄せられています。

「FOUSKA」の魅力


「FOUSKA」は、工業プロセスに潜む手仕事の揺らぎを巧みに取り入れたデザインが特徴です。金属や樹脂など、多様な素材を使用して生み出された光の表現は、精密さだけでなく、温かみも感じさせます。この照明のプロセスには、従来の大量生産で排除されがちな「手作業の美しさ」がとても大切にされています。

具体的には、多数のラインが形を織りなしており、一見すると工業生産の精密さを強調していますが、意図的に生まれる揺らぎが「FOUSKA」の魅力を引き立てています。装飾のないシンプルさが際立ち、その中に独自の物語を秘めています。

また、80%のリサイクル材を採用したこの照明は、環境への配慮も重視された製品です。持続可能性は、もはや単なるトレンドや付加価値ではなく、デザインの核心に深く根ざしています。

「SKIA」の革新


一方、卓上照明「SKIA」は、過去に発表された「VISCUM」を進化させた製品です。SKIAでは建築現場から出た廃材を用いた再生モルタルを活かしており、環境に優しいだけでなく、実際のプロダクトとしての価値を高めています。この照明が持つ最大の特徴は、その用途の幅広さです。デザインのアプローチとして、様々な空間に自然に溶け込むように設計されています。

SKIAは、大胆な変革を遂げつつも、他の照明同様に環境に優しい工夫を凝らしており、冷却性能の向上や軽量化を図ることで、利用者に新しい体験を提供します。これにより、使用者がどのようにして光を生活に取り入れ、また循環させていくかという設計理念が具現化されています。

Triple Bottom Lineの未来


このようにTriple Bottom Lineが手がける照明製品は、光と影を通じた物語を語り、プロダクトデザインの可能性を広げています。デザインには、単に美しさを追求するだけでなく、実用性や環境への配慮が求められる時代です。今回の「FOUSKA」と「SKIA」は、まさにその要求に応える力強いメッセージを発信しています。

2025年6月18日から20日まで開催される「3daysofdesign」での展示は、多くの注目を集めることでしょう。
コペンハーゲンの中心で、新しいデザインの流れと価値観を感じることができるこのイベントは、デザインファンや企業など、多くの人々の参加を期待しています。ぜひこの機会に、最新のデザインに触れ、未来の照明がどのように進化していくのかを感じてみてください。


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