浅倉卓弥の新作『桜待つ、あの本屋で』が待望の発売
2025年5月28日(水)、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンから発行される初のグローバルプロジェクト作品、『桜待つ、あの本屋で』がついに発売されます。本書は、一般書籍部門で世界第2位の出版社ハーパーコリンズ・パブリッシャーズが日英合同で手がけた話題作であり、著者は130万部を超えるベストセラー『四日間の奇蹟』を手がけた浅倉卓弥氏です。
不思議な本屋の物語
本書の舞台は、神秘的な桜が一本立つ不思議な本屋。この店は悲しみや後悔を抱えた人々だけが訪れることのできる場所です。店の主は一人の少女と長毛の三毛猫。彼女たちは次の客が来るのを待ちながら、心温まるコーヒーを淹れています。訪れる人々は、桜の季節にページをめくった際に店への扉が開かれることで、癒やしと再生の物語の中へと導かれていきます。
世界14カ国での刊行
この作品は、日本だけでなく世界14カ国での刊行が決定しています。具体的には、フランス、デンマーク、イタリア、スウェーデン、スペイン、ポルトガルをはじめとする多くの国々で翻訳され、英語版はハーパーコリンズUKから2025年8月28日に販売される予定です。このように国際的な舞台で評判を得ることが期待されている本書は、現段階で各国からの注目を集めています。
著者・浅倉卓弥のこだわり
浅倉氏は、読者の心に寄り添う物語を描く作家です。『桜待つ、あの本屋で』も、彼の特長である物語の深さと温かさが詰まった作品です。氏はこのプロジェクト発案時に、自身の名字が「A SAKURA」と読めることに気づき、「新たな試み」として気持ちが高まったと述べています。彼にとって、言葉を慎重に積み重ね、物語を紡ぐ過程は、なにものにも比べられない魅力的な体験であるとのこと。
出版社の思い
ハーパーコリンズ・パブリッシャーズが提案したこのプロジェクトは、グローバルな視点から日本文学を広めるための画期的な試みでもあります。日本とイギリスの編集部が密接に協力し合うことで、国際出版における新たな一歩を踏み出したと強調されています。この新しい挑戦が、より多くの読者に影響を与え、感動をもたらすことを期待します。
読者の期待
『桜待つ、あの本屋で』は、心を癒やしてくれる物語であると同時に、読者がそれぞれの人生の中で抱える苦悩や後悔を乗り越える手助けをする作品として、多くの人に愛されることでしょう。ハーパーコリンズ・ジャパンの担当者によると、「この本を手に取った手がかりとして、店主・咲良と彼女の三毛猫との関係にハートを奪われることでしょう」と期待の声が寄せられています。日本文学の国際的な評価が高まる中、ぜひ注目していただきたい一作です。
書誌情報
- - タイトル:桜待つ、あの本屋で
- - 著者:浅倉卓弥
- - 定価:1760円(税込)
- - 発売日:2025年5月28日(水)
- - 発行:株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン
- - 判型:四六判ソフトカバー
- - ページ数:240
- - ISBN:978-4-596-57047-5
『桜待つ、あの本屋で』を手に取り、心温まる物語の世界に浸る準備を整えてください。