株式会社RIPPLEの新たな挑戦
急激に成長を遂げているパーソナルジム「STREAM」を運営する株式会社RIPPLE(本社所在地、代表取締役:吉川大空)は、重大な人事制度改革を実施しました。これは同社の企業理念「人の可能性を証明する」を実践に移すための大きな一歩です。最近、RIPPLEは全社員を対象に一律2万円の基本給引き上げや、みなし残業の撤廃、そして新しい評価制度を導入しました。さらに、社員への還元イベントとして総額100万円に相当する景品を用意し、企業の成長目標である売上15億円と30店舗体制の実現に向けた基盤作りを優先しています。
理念の実証:数字ではなく人の成長
RIPPLEにとっての最大の資産は社員であり、特に年齢層が20代と若く、約100名の組織が持つ可能性は無限大です。フィットネス業界は、長年にわたりトレーナー個人の情熱や体力に依存した繁忙を抱えてきました。しかし、RIPPLEはこの常識を変え、「正当な報酬」と「未来への挑戦」を具体的な仕組みとして提供することで、社員が安心して挑戦できる環境を整えてきました。これこそが、同社の理念を実証する唯一の道だと考えます。
経営者の覚悟:代表・吉川の「3年後の引退宣言」
キックオフ総会で吉川大空代表は、3年後に代表職を退くと宣言しました。この決断は特定の個人によるカリスマ的な影響ではなく、「複数のリーダーと洗練された仕組み」によって成長し続ける組織へと進化するためのものです。今後の3年間で、現場出身の次世代役員を5名育成し、人事や教育の仕組みを整え、集団の力で成果を引き出す会社としての実力を証明していく方針です。
3つの柱から成る人事制度改革
RIPPLEは、社員がプロフェッショナルとして長く活躍できるように、人事制度改革を3つの柱で支えています。
1.
基本給一律2万円のベースアップ(年換算24万円/人)
一時的なボーナスではなく、基本給に焦点を当て、長期的に安心できる報酬体系を構築しました。物価上昇を超える還元を実現し、社員の挑戦を支援します。
2.
みなし残業の撤廃と労務の透明化
労働時間の透明化を進め、基本給と時間外手当を分けることで、健全な労務管理を実現。長期的に情熱を持って働く基盤を整えました。
3.
新しい評価制度の導入
サービス品質やチーム貢献度を評価する新しい軸を設け、「次のステージへの具体的な成長ステップ」を明示することで、社員のスキル向上を促進します。
象徴の「100万円ビンゴ」とキックオフ総会
半期に一度開催されるキックオフ総会は、全社員が集まり、理念について議論し、業績を表彰する重要なイベントです。代表がビジョンを共有し、また年間契約率85%以上の成果を上げた店舗を表彰する場でもあります。豪華景品として用意された総額100万円のビンゴ企画は、社員ひとりひとりの成長が会社や社会に認められる実感を育むための重要な施策です。これによって、組織の士気が高まり、さらなる挑戦へと繋がっていくのです。
創業初期には社員離脱が相次ぐ厳しい状況もありましたが、その経験を糧に組織構築に力を入れた結果、6年目には社員数100名を達成。ビンゴ企画だけでなく、魅力的な「チーム表彰」も行われ、高級料理店への招待やディズニーチケットなども提供されています。
代表・吉川のコメント
吉川大空代表取締役は、「フィットネス業界は長らくトレーナーの情熱に頼ってきました。しかし、その限界を感じています。私が3年後に退くことは、RIPPLEを一人の特徴的な会社ではなく、100人の若き才能が自走する組織へと進化させるための一歩なのです。今回の給与引き上げと高額還元が、その第一歩でありたい」と語ります。
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