新世代消火設備「K/SMOKE GAS」とApple Vision Pro
東京都港区に本社を構えるヤマトプロテック株式会社は、最新の防火技術を取り入れた新世代のガス系消火設備「K/SMOKE GAS」を開発しました。この製品は、環境に優しく、人体にも安全な消火薬剤を使用しており、急速な消火を可能にします。この設備のデモ体験が、2025年4月9日から11日まで名古屋で開催される「第9回工場設備・備品展」で行われる予定です。特に、Apple社の最新デバイス「Apple Vision Pro」を用いた没入型消火体験が期待されています。
「K/SMOKE GAS」の特徴
「K/SMOKE GAS」は従来の消火設備が持つ課題を解決するために開発されました。以下の特長により、現場での使用幅が広がります。
人体に無害
この消火設備は、世界初となる人体に無害なカリウムを主成分とした薬剤を使用しています。これにより、消火に伴う環境汚染や人体への影響を最小限に抑えた安全な消火を実現しています。
環境への配慮
K/SMOKE GASで使用する薬剤は、地球温暖化係数やオゾン破壊係数がゼロという特長があります。従来の消火薬剤に比べて少量で同等以上の消火能力を持ち、その結果、消火剤の環境負荷が軽減されます。また、小型化が可能なため、製造や施工、廃棄世代のエネルギー使用やCO2排出量の削減にも寄与しています。
施工・メンテナンスの効率化
「K/SMOKE GAS」は、ガス系消火薬剤のボンベを必要としないため、設備自体が簡略化され、施工やメンテナンスの負担が大幅に削減されます。この消火薬剤は国内製で安定した供給が可能で、法律的な制約がないため、製造から使用までの流れがスムーズです。
展示会での体験
「第9回工場設備・備品展」では、来場者が「K/SMOKE GAS」をArchitect Vision Proを使って疑似体験できます。Apple Vision Proは、最先端の空間コンピューティング技術を持つデバイスとして、リアルな体験を提供します。ブースにて火災の発生から消火までのプロセスを視覚的に楽しむことができ、実際の消火活動を疑似体験しながら、その効果を体感できます。
展示会詳細
- - 名称: 第9回 工場設備・備品展
- - 会期: 2025年4月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
- - 会場: ポートメッセなごや (愛知県名古屋市)
- - ブース番号: 第1展示館【19-30】ヤマトプロテック株式会社
- - アクセス: あおなみ線金城ふ頭駅より徒歩5分
まとめ
「K/SMOKE GAS」は、火災に対する新しい解決策を提供するだけでなく、実際に見て、体験できる機会が提供されることから、多くの人々の関心を呼ぶことでしょう。今後も安全と環境に配慮した防火技術が普及することを期待したいです。