不登校・ひきこもり相談交流会が東京で開催！新たな生き方を探求するイベント

不登校・ひきこもり相談交流会が開催されます！

2025年6月28日（土）、「不登校、ひきこもりを考える～『生きづらさ』から『生きやすさ』へ」と題した交流会が東京都新宿区のパルシステム東京本部で開催されます。このイベントは、教育社会学者の朝倉景樹さんを迎え、不登校やひきこもりの現状を考える貴重な場となります。

不登校・ひきこもりの現実

近年、日本の教育現場では不登校やひきこもりの子どもたちが増加傾向にあります。具体的には、2023年度には41万5,252人の小中高生が不登校状態にあり、過去最多となっています。また、大学生においては、約8万人が長期欠席していると推計されています。これらの状況は、教育現場でのさまざまな問題、特にいじめが影響していると考えられます。

そのほか、教育現場での精神疾患による教師の休職や、児童・生徒の自死者数の増加という厳しい現実がある中、ますます多くの子どもたちが「生きづらさ」を抱えることとなっています。教育制度が「みんなと同じでなければならない」という価値観を強いる中で、自分らしい生き方を模索することが難しくなっているのです。

交流会の内容

朝倉さんは、フリースクールの運営に関わってきた豊富な経験を持つ方です。特定非営利活動法人TDU・雫穿大学の代表でもあり、NPO法人の特性を生かし、独自の「学び」の場を提供しています。彼は、自己否定感を解消し、自分に合った生き方を見つける支援を行っています。

この交流会では、朝倉さんの講演を受けた後、参加者同士の意見交換や個別相談の機会が設けられ、さまざまな視点から「生きやすさ」を見つけるためのヒントを探ります。