はじめに
おおぞらカレッジ向けのキャリアマネジメント教育が、2025年10月に実施されました。この教育は株式会社マネジメントソリューションズ(MSOL)が主導し、学校法人KTCおおぞら学園のおおぞら高校と連携したものです。おおぞらカレッジの理念「変化の激しい時代を生き抜く力を」というものに共感したMSOLは、2022年度から継続して授業や講演を行っています。
背景と目的
おおぞらカレッジでは、生徒が自身の価値観と向き合いながら進路を選ぶことを大事にしています。実社会とつながる経験を通じて、“社会で生きる力”を育むことを目的としており、その中で協働の重要性を学ぶ場を提供しています。今回のワークショップ形式の講座は、学生たちが考え、行動する姿勢を養うために設計されています。特に、「自分の意見をしっかり持ち、周りと協力して物事を実現する力」を重視しています。
プロジェクトマネジメントにおいて特に強調される点は、「唯一の正解がない」ことです。状況に応じて最適な方法を選び続けることが求められるため、学生たちも自分の考えを言葉にして仲間と共有し、協力して行動することが大切です。この姿勢は、学生たちが主体的に自分の生き方を選ぶことにもつながります。
実施概要
教育プログラムは2025年10月1日と3日に行われ、東京校と福岡校のおおぞらカレッジの約30名の学生が参加しました。プログラムの内容は、プロジェクト構造の理解からチームでの課題遂行、振り返りまで多岐にわたりました。目的は、学生が「自分が描きたい未来」を主体的に選択し、チームで実行する経験を通して自律と協働の重要性を学ぶことです。
プログラム内容
プログラムには以下の内容が含まれています:
- - プロジェクトマネジメントの基礎を学ぶ
- - 多様な考え方を認め、尊重することを体験する(ワークショップ)
- - 1人では思いつかない新しいアイディアや価値を創造する(ワークショップ)
参加者からは「協力することの楽しさを感じた」「意見を出し合うことの重要性を学んだ」「チームワークの重要性を再認識した」というコメントが寄せられました。これらのフィードバックからも、プログラムの効果が伺えます。
まとめ
本プログラムは、学生が自分で考え、仲間と協力して成果を出すことを通じて、自立性と協働の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。MSOLは今後もプロジェクトマネジメントの知見を活かし、次世代の人材育成を支援し続けるとともに、持続可能な社会価値の創出に寄与していくとしており、期待が高まります。活動の支援を通じて、学生たちが未来に向けて成長する姿が楽しみです。
マネジメントソリューションズ社について
株式会社マネジメントソリューションズは、プロジェクトマネジメントの専門会社であり、経営層から現場まで様々なプロジェクトの成功を支援しています。人とTechnologyの融合による社会のプラットフォームを目指し、組織の変革や個人の成長を促進しています。