持続可能な食と農についてのイベント
2025年の国際協同組合年を目前に控え、生活協同組合パルシステム東京は、持続可能な食と農業について考える貴重なセミナーを開催します。この催しは、10月18日(土)10時から12時15分まで、東新宿本部及びオンラインで行われます。
イベント概要
本イベントでは、農業の現状や環境保全型農業に焦点を当て、特に「みどりの食料システム戦略」について講義されます。実際にこの分野で活躍する専門家が5人登壇し、持続可能な食の未来を共に考える機会を提供します。
参加者には、環境保全型農業を推進するための具体例や政策の方向性が紹介されます。特に農林水産省が2021年に策定した「みどりの食料システム戦略」に基づく取り組みについての詳細な解説が行われます。
講師陣の紹介
豊島真吾氏(農研機構)は、この戦略がどのようにして農業界に影響を与えているかを説明します。彼は環境負荷の低減に向けた農業技術を普及させるため、具体的なデータとともに現状を報告します。
工藤友明氏(パルシステム連合会)は、2000年に策定された食料・農業政策の重要性や、地域再生に向けた消費者との協力の重要性について言及します。彼の講演では、「食料安全保障」や「地域づくり」といったテーマに基づく政策の実施が強調される予定です。
さらに、オーガニックビレッジ宣言をした生産地からの報告も行います。JA新潟かがやきの伊藤能徳会長と、かごしま有機生産組合の有馬亮代表取締役が、それぞれの地域での実践例を紹介します。この2つの組織は、環境配慮型の農業を進めることで、持続可能な地域社会を作り上げています。
参加方法
本セミナーは定員制で、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。会場は新宿区大久保にあるパルシステム東京の東新宿本部で、オンラインでも参加できます。各種講演を通じて、参加者同士での意見交換や質疑応答の時間も設けられています。
今後の展望
パルシステム東京は、今後も利用者と生産者の相互理解を深める活動を継続し、持続可能な生産と消費の実現を目指してまいります。本イベントを通じて、皆様も持続可能な食と農についての理解を深め、地域の未来を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
まとめ
10月18日のセミナーで、持続可能な食と農の重要性を学ぶ絶好の機会です。参加申し込みや詳細情報は、パルシステム東京の公式ウェブサイトで確認できます。ぜひ奮ってご参加ください。