新たな学びを提供する「高校連携インターンシップ」
2025年2月28日、株式会社プレマシードは「高校連携インターンシップ」の立ち上げを発表しました。このプログラムの第一弾として、ID学園高等学校と提携し、メディアコンテンツ制作を通じたプロジェクト型学習を開始します。教育メディアを運営する企業として、プレマシードは10代の可能性を引き出すことを目的とし、自分の得意分野や興味を活かせる機会を提供することを目指しています。
プログラムの背景と目的
今の10代は、学校教育の中で苦手分野を抱える一方で、自分ならではの挑戦を求める声が多く聞かれます。彼らは自分の個性を表現する場や新しいスキルを身に付ける機会を探しています。プレマシードはこうしたニーズに応えるため、教材やプログラムを提供する役割を担い、学生たちにポジティブな影響を与えることを目指しています。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトでは、ID学園高等学校の学生がメディア制作に関する技術や知識を学ぶ過程で、実際のコンテンツを制作・発信します。第一弾となる今回は、「通信制高校に関するリサーチ」をテーマにした活動が予定されています。参加学生は、メディア制作に必要なスキルを習得するほか、コミュニケーション能力や問題解決力を高めるための貴重な経験を得ることができます。
プロジェクトのキックオフミーティングは、2025年2月28日に行われ、代表者や参加学生、担当教員が一堂に会しました。そこでは、プレマシードが先に実施した「通信制高校のイメージ調査」の結果を基に、通信制高校の良さをどう広めるかについての議論が交わされました。
ネガティブをポジティブに変える意見
印象的だったのは、生徒から寄せられた様々な意見です。一般的に通信制高校にはネガティブなイメージがつきまといますが、ある生徒は「他と違うことで自分のアイデンティティを築くことができる」とポジティブな意見を述べました。このように、逆境をチャンスと捉える声が上がり、参加者全員に刺激を与える場となりました。
今後の展望
プレマシードの代表岩田は、通信制高校での探究的な学びの重要性を強調しました。「五教科が苦手でも、何かをやりたいという衝動を持つ学生は多く、このプロジェクトを通じて自己肯定感が高まり、今後の人生における可能性を広げられる」と期待を寄せています。将来的には、全日制高校や定時制高校にもこの取り組みを広げ、多様な教育の場を創出していくつもりです。
ID学園高等学校について
ID学園高等学校は、郁文館夢学園が運営する通信制高校であり、独自の「夢教育」を実践しています。この教育理念のもと、すべての生徒が自らの夢を持ち、追い求められる環境を整えています。プレマシードとの連携により、学生たちが自身の可能性を見出す手助けを行っていきます。
教育の現場は常に変化しています。それぞれの学校が抱える特色や問題に対するアプローチが求められる中、プレマシードは次世代の教育の可能性を追求し続けます。多くの学生が自身の強みを発見し、自信を持って未来に踏み出せるよう、さらなる取り組みを展開していく所存です。