地域材ブランドの挑戦
2025-09-22 10:17:29

Z世代が創造する地域材ブランド「とうきょうの木®」の未来

Z世代が創造する地域材ブランド「とうきょうの木®」の未来


東京都は地域材の「とうきょうの木®」を活用したブランドを新たに推進しています。この取り組みの一環として、多摩産材認証協議会主導の「とうきょうの木®ブランドをつくろう!プロジェクト」がスタート。特にZ世代である高校生や大学生を中心に、実際に参加してもらい、共創活動を行っています。

ブランド共創プロジェクトの開始


2023年8月27日、東京都内で行われたワークショップには、東京農業大学、文化学園大学、日本工学院八王子専門学校、都立練馬工科高校、都立工芸高校から19名の学生が参加しました。このワークショップでは、森林循環や木材利用に関するセミナーが行われ、その後、参加者たちが具体的なデザイン案の考案に取り組みました。

ブランドに込められた思い


まず、参加者は「とうきょうの木®」がどのような背景を持ち、なぜ地域の森林を保護することが重要なのかを学びました。東京農業大学の山下詠子准教授が講師として登壇し、「伐りどきの木がまだ多く残っており、生活者がその木を『使う』ことが日本の森林を守る一助となる」と強調しました。

エシカルな選択肢としての「とうきょうの木®」


その後、とうきょうの木®の広報事務局からも、ブランドの理念について紹介されました。「環境に配慮しながら、私たちが必要とするものを作ることで、新しい価値を創出したい」というメッセージは、参加者にとっても共感のもととなりました。Z世代の若者たちが自らのエシカルな選択を通じて、地域に貢献する商品づくりに携われることの意義が語られました。

参加者たちのディスカッション


午後には、参加者が「とうきょうの木®」を使ってどのような商品があれば良いかを議論しました。いくつかのディスカッションテーマに分かれ、具体的なチャームデザイン案の提案が行われました。初めは緊張したものの、次第に活発な意見交換が進み、Z世代のユニークな視点から多様なアイデアが出されました。

活発な意見交換


参加者一人一人がアイデアを発表し、互いに共感する意見を選び出す過程は非常に刺激的でした。一部の学生からは「初めて会う人との交流は新鮮な体験だった」との感想も寄せられ、他の参加者からの視点が新たな発見をもたらしました。

今後の取り組みの展望


今回提案されたデザイン案をもとに、とうきょうの木®オリジナルのチャームが3,000個製作される予定です。このProjectは、地域の森林保護活動にも繋がるもので、木材の利用による持続可能な未来を築くための一歩となります。

さらなる発展を目指して


今後も「とうきょうの木®」は東京都の地域材を活用した商品の開発や認知度向上を図り、より多くの人々と連携を深めていく方針です。このブランドを通じて、私たちの日常において地域材の重要性を再認識するきっかけとなることを目指しています。

「とうきょうの木®」に関する更なる情報は公式ウェブサイト(とうきょうの木®サイト)を通じてチェックできます。地域材の魅力を発信し続けるこの取り組みに、私たちも注目していきたいと思います。


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