新たな挑戦の場『ONEGAME』が障がい者の未来を変える
障がい者の社会参加を促進すべく、株式会社ワンライフが展開するeスポーツをテーマにした支援施設『ONEGAME』が、完全に新しい形で誕生しました。9月には佐賀、三重、東京に新たに3つの施設がオープンしました。これにより、全国でのフランチャイズ加盟が進む中、障がい福祉とeスポーツの融合が実現しつつあるのです。
ONEGAMEについて
『ONEGAME』は、障がいを持つ人たちがeスポーツを通じて就労スキルを磨くためのB型事業所です。ここでは、eスポーツ専門学校のような充実した機材やカリキュラムが揃っており、参加者は自分のペースで楽しく学ぶことができます。これまでの福祉施設とは一線を画す、今までにない革新的な取り組みとして注目されています。
3つの専門コース
『ONEGAME』では、参加者が自分の興味ややりたいことに合わせて選べる3つの専門コースを用意しています。これにより「好きを仕事にする」ための技術や企画力を培うことができます。それぞれのコースは、実績のあるプロによる指導が行われ、eラーニングを活用したリモートサポートも充実しています。
- - 選手コース では、自身の技術を可視化するためのランク制度を導入。個々の課題をクリアすることでレベルアップを目指し、プロ選手やストリーマー、コーチなど多彩な業種への道が開かれます。
- - 実況MCコース は、声を使ってゲームの内容を伝えるための力を育てるプログラム。言葉や表現が持つ力を学び、実際のイベントにも参加できます。
- - イベントコース では、エンターテイメントの設営に必要な知識や技術を身に付けることができます。実務に触れることで、さらに現場での経験を得ることが可能です。
参加者からは、以下のような声が寄せられています。
- - 選手コースのUさん(20代男性):障がいがある自分が、こんなに本格的な設備で学ぶことができるとは思ってもみませんでした。みんなで共通の趣味を楽しみ、まるで家族のような関係ができています。
- - 実況解説MCコースのEさん(20代女性):言葉が詰まりがちだった私が、このコースを通じて大きな声で話せるようになり、自分でも驚いています。
- - イベントコースのNさん(40代男性):音楽を愛する私にとって、音響の技術を学ぶことが楽しく、学びが多い毎日です。
世界のeスポーツ市場
最近、eスポーツは急成長を遂げています。1000億円を超える市場や、アジア競技大会での採用など、競技としての地位を確立しつつあります。『ONEGAME』は、この流れに乗り、障がい者に新しい職域の選択肢と挑戦の場を提供しています。もちろん、障がいの有無に関係なく競い合える環境が整いつつあります。
フランチャイズ加盟
『ONEGAME』は、全国的にフランチャイズ加盟のオーナーも募集中です。興味がある方にはオンライン説明会が用意されています。地域のニーズに応じてeスポーツと障がい福祉を結びつける事業の一環として、自立した社会を目指す『ONEGAME』の新たな展開に期待が高まります。
『ONEGAME』を通じて、障がい者が自らの可能性を広げ、自信を持って社会に参加できる未来を、共に築いていければと思います。