UPSIDERの新戦略
2025-07-11 09:56:41

UPSIDERが描く未来の金融プラットフォーム戦略発表会の全貌

株式会社UPSIDERが描く新時代の金融プラットフォーム戦略



2025年7月9日、東京・港区で株式会社UPSIDERが「事業戦略および新規事業発表会」を開催しました。この日、同社は創業から7年の実績をもとに、現在の金融サービスの課題と、その解決に向けた新しい戦略を明らかにしました。

SMB金融領域の課題


日本の中小企業(SMB)金融市場は、長きにわたって構造的な問題を抱えています。実際、国内企業の約99.7%を占める中小企業は、資金調達のための支援が受けづらい環境にあります。この背景には、経理人材の不足や、月次決算の遅れ、さらには経済の厳しい状況が影響しています。これらは金融機関がリスクを避ける要因となり、支援の断絶を生んでいます。

そこで、UPSIDERはこれらの課題に焦点を当て、AIテクノロジーと人の協働によって、従来の枠を超えた革新的な金融サービスを提供しています。

AIと人の協働による革新的な金融サービス


UPSIDERが開発した法人カード「UPSIDER」は、AIを活用して迅速な与信審査を実現。これにより、設立したばかりの企業や黒字化前のスタートアップにも、なんと最大10億円という高額な与信を提供することが可能になりました。審査は数秒で完了し、ほとんどが自動化されています。また、「PRESIDENT CARD」は、経営者の挑戦をサポートするカードとして、高い人気を誇っています。

資金調達の分野でも新たなサービスを展開。請求書のカード払いができる「支払い.com」により、ユーザーは請求書支払いを最大60日間延長できるという便利な仕組みを導入しました。また、UPSIDER BLUE DREAM Fundによって、平均10営業日で融資条件を提示するシステムも好評です。

さらに、UPSIDERは中小企業の経理業務軽減のために「UPSIDER AI経理」を提供。月額9,480円から開始でき、すでに多くの企業に導入されています。これにより、経理の負担が大幅に軽減されています。

成長の軌跡と今後の展望


UPSIDERの成長は目を見張るものがあります。すでに8万社以上のユーザーを抱え、創業以来の売上は年間約100億円に達し、年成長率は50%以上を維持しています。この成長は、同社が中小企業向けに必要不可欠な金融サービスを提供していることを証明しています。

そして、今回の発表会では技術基盤を外部に開放し、総合金融プラットフォームとしての進化を発表しました。会計事務所や金融機関から技術の提供の要望が寄せられ、UPSIDERは業界全体の構造転換を加速することを目指します。

この取り組みにより、士業や金融機関がより高付加価値な業務に専念できる環境を整え、中小企業に向けた効率的な支援を行うことが可能となります。

日本を強くするためのビジョン


UPSIDERは、「再び、日本を強くする」というビジョンを掲げています。挑戦する企業に必要な信用と資金を供給し、支援者には持続可能な支援の仕組みを提供することで、社会全体の活性化を目指しています。これからもUPSIDERは、企業と経営者が充分に評価される環境を作るために尽力していくとしています。

株式会社UPSIDERの今後の動向に期待が集まります。彼らの挑戦がどのように日本の金融サービスを変革していくのか、注目が必要です。


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