岡山大学の新たな挑戦
2025-06-16 20:34:48

岡山大学で米国務省の重要言語奨学金プログラムが開講!文化交流の新たな一歩

岡山大学で進化する国際的交流



岡山大学は6月12日、アメリカ合衆国務省が主催する「重要言語奨学金(CLS)プログラム」の開講式を津島キャンパスにて実施しました。このプログラムは、米国の学生たちが他国の言語や文化を集中して学ぶ機会を提供しており、今年も全米から選出された25名の大学生・大学院生が参加しています。

プログラムの概要



本プログラムは、2019年に岡山大学が日本唯一の派遣先として採択されて以来、毎年続いています。対象の学生たちは、約8週間にわたって日本語や日本文化を学びます。特に、開講式では岡山大学の那須保友学長が自身の留学経験を語り、学生たちに留学の重要性を説きました。

「留学での全ての経験は貴重であり、キャリアに影響を与えるものです。プログラムが終わる頃には、日本語で考え、話ができるようになってほしい」と那須学長はエールを送りました。

学生同士の交流を促進



CLSプログラムの参加者を代表し、Mairen Thompsonさんが挨拶を行い、「日本語学習だけでなく、地域の人々との交流、他の参加者との日常の中での理解を深めたい」と熱意を表明しました。さらに、2019年と2023年の修了生からのビデオメッセージも流され、彼らの経験が新しい世代の学生たちに刺激を与えました。

多様なカリキュラム



開講式の後、参加者は日本語の授業に加え、地域の特産物や文化を体験する授業にも参加します。例えば、岡山特産の桃の収穫、田植え体験、植物標本作りなど、多様な企画が含まれています。また、参加学生たちは国際学生シェアハウスにて日本人ルームメイトと共に生活し、日常的に交流を深めます。

地域社会との連携



さらに、本プログラムではSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした地域コミュニティの育成に関する学びもあります。京山公民館でのアクティビティや、矢掛町の歴史ある町づくりに関する学習も行われ、地域の人々とのインタビューを通じて持続可能な社会について考える機会が設けられています。

未来への期待



岡山大学のCLSプログラムは、単なる語学教育を超え、文化や地域への深い理解を促進しています。国際的な視野を広げる学生たちの挑戦が今後どのような成果を生むのか、引き続き注目していきたいところです。地域中核の研究大学として、岡山大学の取り組みがさらに発展することが期待されています。


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