mottECO FESTA 2025
2025-07-09 16:32:47

食品ロス削減に向けた取り組み「mottECO FESTA 2025」の報告

「mottECO FESTA 2025」開催報告



2025年7月1日、豊島区のホテルメトロポリタン エドモントにて、食品ロス削減を目的とした東京都のイベント「mottECO FESTA 2025」が開催されました。このイベントは、日本ホテル株式会社が参加する「mottECO普及コンソーシアム」が主催し、消費者庁や環境省などの後援を受けて行われました。

食品ロス削減への関心の高まり


今年の「mottECO FESTA」は、昨年を上回る580名の来場者を迎え、様々な活動や取り組みが紹介されました。松田秀明実行委員長は、参加者の増加は食品ロスへの関心の高まりを示していると述べ、会場内はSDGsへの意識向上と食品ロス削減に向けた熱気で満ち溢れていました。

このイベントでは、企業や団体が一堂に会し、講演会やパネルディスカッション、ブース展示、試食会などが行われました。特に、食品ロスをテーマにした様々な講演が行われ、多様な視点からの議論が交わされました。

様々なプログラム


講演会では、消費者庁や農林水産省の担当者から、それぞれの食品ロス削減に向けた取り組みや事例が紹介されました。また、関係省庁や有識者によるパネルディスカッションも開催され、参加者との活発な意見交換が行われました。

展示ブースでは、43の団体が食品ロス削減や環境への取り組みの最新の活動事例を紹介しました。このように、産官学民の協力を含めた多様なアプローチが浮き彫りになった一日でした。

さらに、初めての取り組みとして、会場内にフードドライブのブースも設立され、参加者からの寄付を受け付けました。寄贈式では、自社での活動報告や、寄贈先となるセカンドハーベスト・ジャパンのCEOが参加し、食品ロス削減の重要性を再確認する機会ともなりました。

もったいないメニューの試食


また、イベントでは、ホテルメトロポリタン エドモントのシェフが手がけた「もったいないメニュー」の試食コーナーも設けられ、参加者は創意工夫を凝らした料理を味わいました。具体的には、昆布締めで使用した昆布や、ブイヨンに使った骨、刺身の端材などを使ったメニューが並び、食品ロスを意識した新たな美味しさが提供されたのです。

未来に向けて


講演やディスカッションを経て、参加者は食品ロス削減の取り組みに対する理解が深まったことと思います。中でも、環境大臣や農林水産大臣からのビデオメッセージが印象的で、mottECOの活動を通じての社会貢献の意義が強調されました。

今後も、「mottECO FESTA」は食品ロス削減の啓発を続け、市民や業界の意識を高めていく重要な機会となるでしょう。食品ロス問題は私たち全員に関わるテーマであり、このイベントを通じてより多くの人々が参加し、意識を変えていくことが期待されます。引き続き、mottECOの理念が広がることを願ってやみません。


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