特別講義の模様
2023年12月8日、日本経済大学では企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するアルサーガパートナーズ株式会社の代表取締役会長兼CTOである小俣泰明氏による特別講義が行われました。この講義の目的は、学生に向けて現代の仕事に必要なスキルや考え方を伝えることでした。
現代の仕事に必要な「決断力」
小俣氏は、講義の冒頭で現代の仕事環境において「決断力」がいかに重要かを語りました。DXが進む現在、技術や手法は日々進化しており、エンジニアリングやデータ分析、マーケティングにおいて、最適な選択をする能力が求められています。彼は、選択肢に直面した際に、責任を持って決断できる人材こそが時代に必要とされていると強調しました。
「選ぶ力が大切です。作る人でも売る人でも、決断できる人が結果を残すのです」と小俣氏は語ります。
AI時代における「信用」の重要性
つづいて、小俣氏はAI技術の進化が仕事に与える影響について触れました。現在、AIは様々な知識をもとにアドバイスを提供することができるため、単に知識を持つことだけでは不十分なのです。小俣氏は、「AIに代替されないためには、責任を持って決断することが重要です。これからは“信用”こそが差別化要素になる」との考えを示しました。
つまり、信頼を築くことができる人が、より価値を持つ時代に入っているのです。この点が今後のキャリア形成においてどれほど重要であるかが、参加した学生たちの心に響きました。
キャリア形成の新しい視点
講義では、キャリア選択についても踏み込んだ話がありました。大手企業やベンチャー企業のどちらが「正解」とはいえない時代において、小俣氏は自身の経験を織り交ぜながら、「自分が社会に必要とされていると感じることが何よりも大切だ」と述べました。「やりたいこと」は変わるけれども、「やり続けられること」が本当の価値であるというメッセージは、多くの学生に刺激を与えました。
学生たちの反応
学生たちは、小俣氏の話に熱心に耳を傾け、それぞれ自分がどうすべきかを考えながら参加していました。明確な答えがない問題だからこそ、彼らが真剣に受け止め、議論する姿が印象的でした。
まとめ
今回の特別講義を通じて、学生たちはAIやDXが進化する中で、自己のキャリア形成に必要な要素について真剣に考えるきっかけを得ました。
「決断力」「責任感」「信用」。これらは今後のビジネス環境においてますます求められるスキルです。
アルサーガパートナーズでは、未来を担う次世代人材の育成へ向けて、引き続き教育機関や地域との連携を進めていく意向を示しています。今回の講義が学生一人ひとりのキャリアにとって、重要なトピックに触れるきっかけとなることを期待しています。