フードテック業界の未来を拓く!
東京、虎ノ門にあるCIC Institute(設立者・CEO:ティム・ロウ)は、グローバルにビジネスを展開したいスタートアップ企業を支援するプログラム、FOODTECH Global Expansion Programを発表しました。この取り組みは、海外市場への進出を目指すフードテック事業者に向けたもので、農林水産省が委託したプログラムです。
プログラムの趣旨と概要
プログラムの目的は、スタートアップに以下の点での支援を提供することです。まず一つ目は、海外市場への進出に必要な戦略を策定し、その実行力を養うこと。二つ目は、現地でのネットワーク構築やニーズの発掘を支援すること。そして三つ目は、販路開拓や資金調達の実現可能性を高めることです。
プログラムは3つのフェーズに分かれており、参加者はマイルストーンをクリアしていきます。各フェーズでは、海外渡航が想定されており、渡航先は採択事業者が自ら選ぶことになります。
募集概要
プログラムへの応募は、2025年6月2日から6月27日まで。選考結果は7月下旬に発表予定で、支援は2025年8月上旬から開始されます。応募希望者は、事前に募集要項を確認のうえ、専用のフォームから申し込む必要あります。
ターゲットとしているのは、創業から20年以内で、革新的な食料生産技術を持つフードテック事業者です。特に環境負荷を低減した技術に関心があり、海外でのビジネス展開を視野に入れていることが条件です。また、英語での商談ができる能力や、フードテック官民協議会の会員であることも求められます。
支援内容
Kickoff Phase(1〜2ヶ月目)
このフェーズでは、過去の経験を生かし、専門家によるメンタリングを実施し、参加事業者の現状を把握。5年間の海外展開に向けたロードマップをブラッシュアップします。この段階で、海外市場調査や規制動向を踏まえたプロダクト開発支援を実施します。
Acceleration Phase(3〜4ヶ月目)
策定した戦略に基づいて渡航計画を策定し、渡航準備やスキル習得の支援を行います。現地でのビジネスネットワークの構築も重要なポイントです。この時点で、効果的なプレゼンの技術やコミュニケーション方法を学ぶことができ、実際のビジネスに役立つスキルを習得します。
Followup Phase(5ヶ月目〜)
帰国後には成果報告会を実施し、資金調達や業務提携の進展状況を確認します。これにより、今後の課題を整理し、次のアクションに向けたステップを踏むことができます。
募集説明会
このプログラムについての詳細は、2025年6月11日にオンラインで開催される説明会で説明されます。参加は無料で、事前登録が必要です。興味のある方はぜひ登録して、フードテック業界での新たな可能性を探求してみてください。
本プログラムへの関心がある方は、参加登録は
こちらから行えます。また、詳細な情報や質問については、CIC Instituteの担当まで直接お問い合わせください。
この取り組みが、フードテック業界の新たな未来を切り拓く手助けとなることを期待しています!