HYTEK製作のインタラクティブツリー「キンツギツギキ」が国際賞を受賞!
株式会社HYTEKが手がけたインタラクティブツリー「キンツギツギキ」が、オランダの国際的デザインアワード【FRAME Awards 2025】でGoldを獲得しました。この作品は、日本の伝統工芸である金継ぎにインスパイアされたもので、2024年のクリスマスイベント「MIDTOWN YAESU CHRISTMAS」で初めて披露されました。
「キンツギツギキ」とは?
「キンツギツギキ」は、石川県の伝統工芸である金継ぎから創造されたインタラクティブなクリスマスツリーです。この作品は、石川と東京の木材を巧みに組み合わせて作成されており、分断されたものを再び結びつける金継ぎの理念を体現しています。
訪れる人々が台座に手をかざすことで、ツリーの各部品をつなぎ合わせるかのように金色の光が輝き、幻想的な音楽が流れる演出が施されています。HYTEKはこのプロデュースを担当し、空間設計を博展が行いました。
技術やアートの融合
このプロジェクトでは、光と音の演出が重要な役割を果たしています。石川県出身のアーティストKan Sano氏による楽曲が空間に彩りを加え、観客に特別な体験を提供します。HYTEKのクリエイティブディレクターである満永隆哉氏が柔軟な発想でコンセプトを形にし、チーム全体が一丸となって制作に取り組みました。
受賞の意義
「キンツギツギキ」がFRAME AWARDSで金賞を受賞したことは、世界における日本のデザインの可能性を広げる重要なステップです。さらに、国内の日本空間デザイン賞でもショートリストに選ばれ、HYTEKの挑戦は多くの注目を集めています。
増す国際的評価
HYTEKは、非言語の越境コンテンツを追求するエンターテインメントレーベルとして、これまでに数々の国際的な賞を受賞しています。文化庁メディア芸術祭や、ADAA Asia Digital Art Award、The Webby Awardsなどの受賞歴からも、その評価は明らかです。
今回の受賞により、HYTEKはさらに多くの人々に伝統工芸とモダンデザインの融合を体験させる機会を楽しみにしています。私たちもその最高の作品を目の当たりにできることを期待しています。
まとめ
HYTEKの「キンツギツギキ」は、伝統文化を現代に伝える素晴らしい試みです。この作品を通じて、金継ぎの美しさを再確認し、アートと技術が融合した新たな形の表現を体感することができるでしょう。来年のクリスマスシーズンには、ぜひ東京ミッドタウン八重洲でこの美しいインタラクティブツリーを体験してみてください。