丸井グループが女性活躍推進で8年連続「なでしこ銘柄」に選出

丸井グループの持続的な女性活躍推進の取り組み

株式会社丸井グループは、経済産業省が選定する「なでしこ銘柄」に8年連続で選ばれるという偉業を達成しました。さらに、同社は女性の活躍を促進する注目企業としても評価を受けており、クローズアップされています。この成果は、男女間の格差是正を目的とした多様な施策を展開してきた結果とも言えるでしょう。

「なでしこ銘柄」とは？

「なでしこ銘柄」は、女性の活躍を推進する上場企業として、経済産業省が選定した優良企業を紹介する制度です。これにより、企業への投資を促進し、持続的な企業価値の向上を狙います。今年度は267社がエントリーし、競争が激化する中、丸井グループが選ばれたことは、企業としての大きな誇りです。

選定基準には、企業が女性のキャリア形成を支援する体系的な取り組み、両立支援に関する施策、さらには男女ともに働きやすい環境を整える施策が求められています。特に、共働き・共育てを支えるための男女間の支援体制が重視されています。

特色ある取り組み

丸井グループは、「男女間賃金格差の是正」や「女性従業員の健康課題の解決」に関連する取り組みを通じて、特に注目される企業に選ばれました。最近では、キャリア・デザインプログラムを実施し、26歳前後の男女を対象に職業人生の設計に関する教育を提供。また、男性の育休取得を促進するために、研修を実施し成功を収めています。

特筆すべきは、男性の産休取得率が2021年度には51％だったのが、2023年度には驚異の97％に達したことです。また、育休取得率も2％から52％に増加しました。これらの数値は、男女の役割に関する意識改革が進んでいることを示しています。