IVRyが四国銀行と提携、AIで地域企業のDXを強化へ

IVRyが四国銀行と連携し、地域経済のデジタルトランスフォーメーションを加速

近年、AI技術がビジネスの中核を成しつつある中、対話型音声AIサービス「IVRy」を提供する株式会社IVRyが、四国銀行との業務提携を発表しました。このタッグは、四国地方の中小企業にとって大きな意味を持つものです。特に地域企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）をサポートし、人手不足の解消に寄与することを目的としています。

IVRyと四国銀行の役割

IVRyは、電話応答の分岐設定やAI自動応答、予約代行、録音・文字起こしといった多様な機能を備えたSaaSです。この豊富な機能は、中小企業に業務効率化をもたらすだけでなく、顧客対応の質を向上させる力を秘めています。一方、四国銀行は地域に密着した金融機関としての強固なネットワークを持っており、そのネットワークを活かしてIVRyを地域の企業に紹介する役割を担います。これにより、AIの活用がより身近なものとなり、より多くの企業がその利点を享受できるようになるのです。

中小企業の人手不足問題

調査によると、中小企業の60%以上が人手が「不足している」と答えており、特に高知県では人口減少が深刻化しています。2020年の69.2万人が2050年には24.1万人に減少する見込みです。この状況下で、企業はより効率的な業務運営が求められています。IVRyの導入は、これらの企業にとって必要不可欠な選択肢となるでしょう。

今後の展望

IVRyを利用することで、企業は人手不足の解消を図りつつ、業務効率を向上させられます。特に人気のある電話対応において、AIがサポートすることで、企業は本業に集中できるようになります。また、四国銀行とのパートナーシップを通じて、IVRyは地域のニーズに応じたサポートを行い、さらに多くの企業との連携を進めていく方針です。

導入事例やイベントの案内

IVRyは全国の47都道府県と94業界以上で導入が進んでおり、2025年にはさらなる活用法に関するイベント「シゴトシフト2025」を東京で開催予定です。このイベントではAIがどのように業務を楽にするのか、高い関心を寄せられています。無料で参加可能なこの機会を通じて、IVRyの魅力を実際に体験することができます。