茨城県でのカジキ釣り国際大会にバイオ燃料が貢献
2025年8月29日から31日まで、茨城県のひたちなか大洗地域で「茨城インターナショナルフィッシングフェスティバル」が開催されました。このイベントでは、特にカジキ釣り国際大会が中心となり、大いに賑わいました。ダイキアクシス・サステイナブル・パワーが、国内外から参加したチームに向けて、初めてバイオディーゼル燃料を供給したことが注目されています。
バイオディーゼル燃料供給の背景
ダイキアクシス・サステイナブル・パワーは、カジキ釣り国際大会に参加し、特別に開発したバイオディーゼル燃料「B5」(商品名:D・OiL)を提供しました。これは、軽油に5%のバイオ燃料を混ぜたもので、船舶の燃料として使用されました。この大会には、アメリカや韓国を含む国内外46チーム、約250名が参加し、盛況のうちに行われました。
ダイキアクシス・サステイナブル・パワーにとって、船舶燃料への供給は今回が初めてでした。大洗マリーナを運営する株式会社ユニマットプレシャスとの協力により、ダイキアクシスのブースには多くの参加者が訪れ、その魅力を伝えました。
環境保護への寄与
カジキ釣り国際大会では、ダイキアクシスが使用済み食用油の回収も行いました。この取り組みは、廃棄物のリサイクルと環境保全に寄与するものです。バイオ燃料は、カーボンニュートラルの観点からも注目されており、国土交通省の目標に従い、2040年までの内航海運におけるCO2削減に寄与することを目指しています。
ダイキアクシスグループは2002年から、バイオディーゼル燃料事業を開始し、環境を守り未来を変えることを常に意識しています。使用済み廃食油をリサイクルすることは、資源の有効活用を促し、水質や土壌の保全にも寄与します。
さらなる事業展開
2024年には茨城県稲敷市に新しい製造プラントを開設する計画があり、関東エリアでのさらなる事業拡大を目指しています。こちらでは、一般家庭や民間事業者から廃食油を集め、高品質なバイオディーゼル燃料「B100」の製造を行います。
ダイキアクシス・サステイナブル・パワーは、地域社会と連携しながら、エネルギーの地産地消を進め、持続可能な社会作りに向けた取り組みを行っています。イベントでの経験を通じて、今後も船舶用燃料におけるバイオディーゼルの供給を強化し、環境に優しい運営を実現していく計画です。
まとめ
茨城でのカジキ釣り国際大会は、ただの釣り大会にとどまらず、環境へ配慮した新しい取り組みがなされました。ダイキアクシス・サステイナブル・パワーのバイオ燃料供給は、持続可能な社会への第一歩であり、多くの参加者にその重要性を訴えかけることができました。 これからも、このような取り組みがさらに広がることを期待しています。