JALがSWGs宣言
2025-10-06 16:34:42

JALがSWGs宣言を発表し、ウエルビーイング社会の実現を推進

JALがSWGs宣言を発表し、ウエルビーイング社会の実現を推進



日本航空(JAL)は、本日、Well-being Initiativeの参画企業とともに、持続可能なウエルビーイング目標であるSWGs(Sustainable Well-being Goals)宣言を発表しました。この宣言は、2030年を見据え、SDGsの次なる国際的なアジェンダとして策定されたもので、「人」「社会」「地球」の調和を目指しています。「正の遺産を次世代に創り出す」ことを目標に、参画企業間の信頼と連携を強化し、ウエルビーイングな社会の実現に向けた取り組みを進めることが期待されています。

JALグループは、これまで中期経営計画の中でESG(環境・社会・ガバナンス)の戦略を最上位に位置づけてきました。航空産業と非航空産業の多様なアセットを活用し、「移動を通じた関係やつながり」の創出に取り組んでいます。移動が生む「新しい景色との出会い」や「地域に住む多様な人々との結びつき」は、地球環境や地域社会の豊かさに寄与し、ひいては人々の幸福やウエルビーイングの向上につながるのです。

2024年8月に発表された「JAL FUTURE MAP」では、未来へのビジョンを具体化しました。その内容には、コミュニティや居場所を協力して作る二地域居住の提案や、夢を追いかける若者を支援する「DREAM MILES PASS」プロジェクトなどが含まれています。これらの取り組みを通じて、JALグループは「移動を通じた関係やつながり」の価値を世界中に広めることを目指しています。

SWGs宣言は、SDGsに続く国際的なアジェンダの一環として、人・社会・地球におけるウエルビーイングの方向性を提示する重要な文書です。また、大阪・関西万博に合わせて開催される「第7回日経Well-beingシンポジウム」において、この宣言が正式に発表されます。シンポジウムでは、日本航空の代表取締役副社長、執行役員である斎藤祐二が登壇し、「将来世代と考える企業価値×Well-being」というテーマのパネルディスカッションを行います。

この宣言には、多くの企業が賛同しています。例えば、アサヒ飲料や味の素、NEC、住友生命など、多様な企業から代表者が参加し、ウエルビーイングの向上に向けた道筋を共に考えます。

SWGs宣言の発表と意義


SWGs(Sustainable Well-being Goals)宣言は、2030年以降を見据えたビジョンであり、「人」「社会」「地球」の三位一体の調和を強調しています。特に「負の遺産を残さない」ことから「正の遺産を創り出す」へという転換を目指し、参画企業が共同でこの理念を採択しました。さらには、流域や将来世代との関係(FR: Future Generations Relations)といった新たな視点も取り入れています。

最終的には、参画企業の集まりと共に、2025年10月2日には正式にSWGs宣言に調印する予定です。この流れは、日本発の国際的なアジェンダの創出に貢献することを目指しています。

時代の変化の中で、企業が果たすべき責任や役割は大きくなっています。JALはこれまでの取り組みを基に、今後もより持続可能で幸福な社会の構築に向けて努力を続けていきます。環境や地域社会との調和を見据えた活動は、企業としての成長のみならず、未来の世代に向けた大切な遺産を育てることにもつながるのです。

詳しい情報及び記者発表の全文は、こちらから確認できます。これからの取り組みから目が離せません。


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