2024年度の中古スマホ販売・買取ランキングが発表
株式会社Belongが運営する中古スマートフォン販売・買取サービス「にこスマ」において、2024年度の中古スマートフォンの年間販売数と買取数のランキングが発表されました。リリースによると、年間を通じた取引数は増加傾向にあり、特にiPhone製品の人気が際立っていることが分かります。
年間販売数ランキング
2024年度の販売数ランキングでも、iPhone SE(第2世代)(64GB)が首位を獲得しました。2位のiPhone 12(64GB)とは大きな差があり、その販売数は約2.5倍に達しています。この傾向は、iPhone SE(第2世代)のホームボタン搭載という特徴が引き続き消費者に支持されていることを示しています。
また、ホームボタンがない新型iPhoneの人気も高まっており、iPhone 12(64GB)やiPhone 13(128GB)は、2023年度と比較して平均販売単価が1万円近く下がったことが取引数の増加に寄与していると考えられます。特にiPhone 13はその機能性とコストパフォーマンスから、多くの消費者に選ばれています。
Androidスマホの躍進
順位の中で注目すべきは、Androidスマートフォンとして唯一ノミネートされたAQUOS sense3です。このモデルは2025年に入り取引数が急増し、前年比でなんと17倍にもなりました。1万円未満で購入できるコストパフォーマンスと防水機能、おサイフケータイといった多機能がその理由と言えるでしょう。
年間買取数ランキング
買取数ランキングでは、iPhone 8(64GB)が1位を獲得し、依然としてiPhoneに強い人気があることが確認されました。特にiPhone 11以降の機種の買取数は増加傾向にあり、iPhone 11とiPhone 12が同率で2位にランクインしています。また、iPhone 13(128GB)やiPhone SE(第3世代)(64GB)も取引数が大幅に増えており、新しい機種への移行がうかがえます。
興味深いことに、2023年度にランクインしていたiPhone 7やiPhone XRはランキング外となっており、消費者の興味が新しい製品に集中していることがわかります。
Androidスマホの進展
Androidスマホに特化した販売数ランキングでも順位が大きく変動し、全ての機種が新しくなっています。特にAQUOSシリーズやXperiaシリーズのミドルレンジモデルが目を引く存在とされています。今年度はさらに、Google認定再生品としてGoogle Pixel 6aが新たに販売され、その影響でランクを上げて4位に登場しました。これは、環境への配慮が高まる現代において重要なトレンドとなっています。
一方、買取数ランキングでもGoogle Pixel 6a が1位を記録し、Android系の人気機種としての地位を確立しました。全般的にGoogle PixelシリーズやOPPO、AQUOSの取引数が多くなっています。
さらなるサービス向上へ
にこスマでは、2024年度も引き続き販売・買取双方において顧客ニーズに応じたサービスを充実させていく方針です。また、2024年5月には、耳に馴染みのあるAirPods Proも買取開始予定であり、これまで以上の充実したサービスを提供する考えです。
このように、にこスマの最新のランキングは中古スマホ市場の動向を知る上で非常に参考になる情報を提供しています。今後もトレンドの変化に注目して、幅広い選択肢で消費者の要望に応えていくことでしょう。
参考リンク
最新の中古スマホ情報は「にこスマ通信」でも発信中です。
会社概要
株式会社Belongは、オフィスとも連携しつつ、高品質な中古スマホを揃えることをミッションに掲げています。