三茶縁日で体験する地域支援と楽しさ
2025年11月29日と30日の二日間、三軒茶屋駅周辺で「三茶縁日」が盛大に開催されました。主催は三茶モデルプロジェクト実行委員会で、多くの地域住民と来訪者で賑わいました。このイベントに出展したのが、こどもの機会格差解消を目指すネッスー株式会社です。
こども支援と地域活性化の交わる場所
ネッスーは、このイベントにおいて「こどもふるさと便」という新しい寄付体験を来場者に提供しました。この取り組みでは、ふるさと納税の仕組みを活用し、地域の特産品をこども食堂やひとり親家庭、そして難病と向き合うこどもたちへ届けることを目的としています。
出展ブースでは、フードロス削減の啓発をテーマとした「ディスコスープ」や、「こどもふるさと便体験ガチャ」の体験ができる企画が展開され、大変好評でした。
ディスコスープの魅力: 食材を大切にする心
「ディスコスープ」は、捨てられる可能性のある青果を使って、一緒に調理し、音楽を楽しみながら味わう国際的な取り組みです。参加者は、見た目に無理がある野菜でも、まだ十分に美味しいことを実感し、食材に対する意識を高めることができます。
今回のイベントでは、JA全農青果センターの協力を得て、世田谷区のレストラン「サーモン&トラウト」が監修した料理が振舞われ、2日間で約500食が提供されました。地域住民や来街者がその味を楽しみ、食育の大切さにも触れる機会となりました。
こどもふるさと便体験: 楽しむことでつながる
もう一つの人気企画は、「こどもふるさと便」のガチャガチャです。500円で回せるこのガチャには、実際のふるさと納税の返礼品が隠されています。また、参加者の寄付の一部は、地域のこども食堂やひとり親家庭への応援品へとつながる仕組みになっており、参与者は自ら届けたい地域や団体を選ぶことができます。
このユニークな寄付方法は、多くの来場者に新たな体験をもたらし、「支援することでつながる」ことの意味を改めて考えさせる機会となりました。小さな子供たちから大人まで、世代を超えて寄付への共感を感じられる内容でした。
ネッスーの取り組みと今後の展望
ネッスーは、こどもたちの成長を地域の力で支えることをビジョンに、今後も全国の地域とこどもたちをつなげる取り組みを進めていく予定です。「生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会」の実現に向けて、様々な主体との連携を強化し、地域循環の新しいスタイルを模索しています。
次回の「三茶縁日」も期待が高まります。地域イベントに足を運んで、楽しみながら地域支援への参加を体験してみてはいかがでしょうか。