トリナ・ソーラーが豪雪地域向けの新たな耐荷重ソリューションを発表
世界的に太陽光エネルギー分野のリーダー、トリナ・ソーラー(Trina Solar)が、豪雪地域向けに開発した新しい耐荷重ソリューションを発表しました。このソリューションは、同社の高効率太陽光モジュールと、株式会社ダイドーハントが開発した補強金具「PVサポート」を組み合わせたもので、主に北海道や東北、北陸などの積雪の多い地域において、その効果を発揮します。
安全性の向上と信頼性
トリナ・ソーラーは「PVサポート」を用いた複数の太陽光モジュールに対して荷重試験を実施。その結果、積雪によるモジュールの変形を抑制し、耐荷重性能が以前よりも大幅に向上したことが確認されました。この技術により、豪雪地域でのモジュール破損リスクを軽減し、発電システムの信頼性が一層高まることが期待されています。
トリナ・ソーラーは、「世界をリードするスマートエネルギートータルソリューションプロバイダー」として、地域ごとのニーズに応じた製品やサービスを提供することに専念してきました。これにより、ユーザーが安心して太陽光発電システムを導入できる環境を整えています。
PVサポートによる革新
「PVサポート」は、積雪地域に特化した太陽光パネルの補強工法です。これは、モジュールの裏面に専用のバーを取り付けることで、積雪による荷重に対しての耐性を持たせ、パネルの変形を最小限に抑えるものです。この工法は、特にハゼ式折板屋根のような屋根材に適用可能で、豪雪地域でも安心して太陽光パネルを設置できるという特長があります。
日本におけるトリナ・ソーラーの取り組みは、常に進化する顧客のニーズに応えることを目指しています。例えば、最近では、分散型太陽光発電システム市場の急成長に対応するために、500mm折板屋根に最適化された中型モジュールを設計しました。これにより、屋根設置スペースを最大限に活用し、プロジェクトの経済効果を高めることを目指しています。また、同社のスケルトンモジュールは、ソーラーシェアリングやカーポート、公共施設など、光の透過性やデザイン性が求められる用途についても高い評価を受けています。
持続可能なエネルギー社会に向けて
今後の展望として、トリナ・ソーラーは地球規模の持続可能なエネルギー社会の実現に向け、さらなる技術革新やパートナーシップの強化を進めていく方針です。豪雪地域での太陽光発電システムの導入を検討している方々に対して、積極的にサポートを提供し、安心して利用できるエネルギー環境を整えることを目指しています。
○ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599)について
トリナ・ソーラーは1997年に設立され、太陽光発電システムのインテグレーターとして数多くの実績を持っています。現在、同社は170か国以上において、太陽光発電製品、発電システム、スマートエネルギーソリューションの3つの事業を展開しており、持続可能なエネルギーの推進に貢献しています。特に日本市場では、2010年に設立したトリナ・ソーラー・ジャパンを通じて、国内のニーズに合わせた最先端の製品を提供し、パートナーとの協力によって著しい成果を上げてきました。これからも新たな産業エコシステムを築くため、さらなる努力を続けていきます。
【会社概要】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
〒100-0004
東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー2606
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【お問合せ】
マーケティング部
(メール)wenjing.hu@trinasolar.com