障害者雇用のための新しい力、ぜんち共済
障害者向けの保険を提供する専門企業、
ぜんち共済株式会社が新たな一歩を踏み出しました。この度、元福岡労働局長の
小野寺徳子氏を顧問に迎え入れることを発表しました。小野寺氏は、障害者雇用に関する豊富な知見と実績を持ち、今後の同社の活動に大きな影響を与えることが期待されています。
小野寺徳子氏の経歴
小野寺氏は、1989年に早稲田大学教育学部を卒業後、1990年に(旧)労働省に入省。埼玉労働局で職業安定部長や障害者雇用対策課長を歴任し、最終的に福岡労働局長を務めました。彼女のキャリアの中で、障害のある人々が企業で活躍できる環境づくりに尽力してきたことが大きな特徴です。
具体的には、障害者雇用を促進するための法改正や新たな法定雇用率の設定、官民共同での取り組みなど、様々な方面で影響力を発揮。さらに、自身が障害のある子供を育てた経験から、支援を必要とする側の立場への理解を深めています。そのため、単なる保険の提供だけでなく、社会全体の意識改革にも寄与したいという姿勢が伺えます。
ぜんち共済が目指すもの
ぜんち共済は、障害を持つ人々がより働きやすい環境を実現することを目指しています。小野寺氏の招聘により、障害者雇用分野における専門知識を生かし、さらに市場拡大を進める方針です。
同社の代表取締役社長、
榎本重秋氏は、「小野寺さんとは中小企業家同友会を通じて大変良い関係を築いてきました。事業の発展に向け、小野寺さんの知識と経験が非常に心強いものになると確信しています」とコメントしています。特に、障害者雇用の重要性を広めるために多忙な中でも積極的に活動されている姿勢に感銘を受けたと語る榎本社長。その行動力は、企業の成長にも寄与するでしょう。
会社概要と今後の展望
ぜんち共済株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、少額短期保険業を営む専門会社です。同社は、障害者が安心して働ける社会を目指し、様々な活動を通じてそれを実現するべく努めています。小野寺氏が顧問に就任することで、さらに積極的に障害者雇用の促進に寄与していくことが期待されます。
会社情報
- - 社名: ぜんち共済株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区九段北3-2-5 九段北325ビル4階
- - 代表者: 榎本重秋
- - 事業内容: 少額短期保険業(関東財務局長(少額短期保険)第14号)
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この新たな顧問の就任を契機に、ぜんち共済がどのように進化し、障害者雇用の推進に寄与していくのか、今後の動向が注目されます。