KatagrMaがBabyTech Awards 2024で優秀賞を受賞
株式会社カタグルマは、保育・教育・療育分野に特化したバーティカルSaaS企業として、2021年に設立されました。企業のビジョンは「子どもの育ちを支える仕事を、子どもの憧れから社会の誇りへ。」とし、保育業界における数々の課題に取り組んでいます。この度、同社のクラウドサービス『KatagrMa -カタグルマ-』は、2024年開催の「BabyTech® Awards」において、保育ICT一般部門で優秀賞を獲得しました。これは、同社の技術がいかに保育現場での運営や人材育成に寄与しているかを示す重要な評価です。
BabyTech Awardsとは
BabyTech Awardsは、国内で流通する育児関連の商品やサービスを表彰するイベントで、2019年に始まりました。2024年には11部門で審査が行われ、応募数は65点を超えました。審査を経て、優秀な商品が選出されます。この賞の受賞は、業界内での知名度を高めると同時に、保育ICTの重要性がますます増している証でもあります。
審査員からの高評価
受賞に際し、審査員からは次のようなコメントが寄せられました。実際にカタグルマを導入した法人の代表は、その効果について「職員の公平な評価が可能になり、育成やモチベーション向上につながった」と評価。一方、別の審査員は、「マネジメントにおける効率化が、職員の待遇向上に貢献する」と述べ、カタグルマの機能が実地でどのように役立つかを具体的に示しています。
KatagrMaの機能と特徴
カタグルマは、職員情報を一元管理し、面談履歴や自己評価、キャリアアップ履歴を携帯端末から簡単にアクセスできます。これにより、職員が自らの成長を実感しやすくなり、離職率の減少にも寄与しています。継続率は99.6%に達しており、全国で1.1万人の職員に利用されています。その高い満足度は、さまざまな保育施設における業務改善の実績にもつながっています。
例えば、ある保育施設ではカタグルマを導入した結果、ペーパーレスでの情報共有を実現し、会議の効率化に成功。個人面談を通じて職員同士のコミュニケーションが深まり、職員の悩みを解決するための環境が整いました。
今後の展望
カタグルマは、今後も人材育成や評価システムのさらなる充実を図り、保育業界におけるHR領域の総合プラットフォームとしての地位を確立することを目指します。また、保育園や学校だけでなく、児童福祉や障がい福祉分野へも展開し、子どもたちの育成環境の改善に貢献する意向です。
まとめ
今回の受賞は、カタグルマの取り組みが保育業界における新たなスタンダードを生み出す可能性を示しています。今後も子どもたちとそれに関わる全ての人々のため、より良い環境の実現に向けて邁進することでしょう。カタグルマの更なる発展から目が離せません。