パソナグループと国連ユニタールが覚書を締結
2023年8月3日、株式会社パソナグループは国連ユニタールと持続可能な社会の実現を目指す覚書を締結しました。この調印式は大阪で行われ、両者の代表が出席しました。パソナグループは人材育成や雇用創出の分野で強みを持ち、国連ユニタールは持続可能な未来に向けた能力構築のための組織です。
目的と内容
本MOUは、特に女性や若者の国際分野での活躍を推進することを目的としています。具体的には、以下のような取り組みが実施されます。
- - 教育コンテンツの共有:世界中の国連ユニタールプログラム参加者に向けた教育コンテンツの共有が行われます。
- - ワークショップやセミナーの開催:各種ワークショップやセミナーを実施し、知識・スキルの向上を図ります。
- - 共同教育プログラムの開発:両者が協力して教育プログラムを設計し、実施していきます。
- - SDGs推進のスタディツアー:2030アジェンダの達成を見据えたスタディツアーやワークショップの企画・実施が進められます。
国連ユニタールのコメント
ミシェル・ジャイルズ=マクドノー国連事務次長補兼国連ユニタール総代表は、この新たなパートナーシップについて、「包摂的かつ実践的な学びの機会を提供することに尽力し、持続可能な豊かさを享受できる取り組みを加速させる」とコメントしました。この意見は、国連ユニタールが若者や女性に対する支援をさらに強化することへの強い意志を表しています。
パソナグループのビジョン
一方、パソナグループの南部真希也取締役常務執行役員は、「社会の問題を解決する」という企業理念を強調し、国連ユニタールとの協力によって、持続可能なグローバル社会の発展に向けた新たな社会インフラの構築を目指すと述べました。
今後の展望
今回の覚書締結は、両者が持つ専門性とリソースを最大限に活かし、教育プログラムの共同開発などを通じて、持続可能な社会の実現に向けたさらなる進展を期待させるものです。女性や若者の国際的な活躍が進むことで、新たな雇用の創出や社会貢献がなされる日も近いかもしれません。今後の活動に注目が集まります。