2025年大阪・関西万博の新たな魅力、未来の都市パビリオン
2025年の日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」が近づいてきました。注目を集めるのは、万博内の最大級のパビリオン「未来の都市」です。商船三井がスポンサーとして協賛し、2023年3月10日にパビリオンの完成披露が行われました。このパビリオンは、再生可能素材で美しい外観が特徴で、さまざまなアトラクションが参加者を楽しませること間違いなしです。
体験型アトラクション
「未来の都市パビリオン」は、特に体験型アトラクションとしての“ウインドビジョンアトラクション”が注目されています。このアトラクションでは、来場者がおうちわで風を送ることで、次世代のゼロエミッション船「ウインドハンター」のミニチュア模型がシミュレーション航海を開始します。
模型は高さ約3m、長さ約4m。来場者の吹きかける風によって帆が動き、風量に応じてシミュレーション映像も変化します。背面の大型スクリーンでは水素の製造から運搬までの流れが描かれ、楽しみながら学ぶことができます。来場者はまた、体験に使用したオリジナルのうちわを記念として持ち帰ることができる特典も用意されています。
魅力的な映像コンテンツ
パビリオン内では、5つのテーマに沿った映像も常時上映されています。「水素社会を創る」、「無限の風を活かす」、「ものづくりを繋ぐ」、「暮らしの価値を生む」、「未来を動かす」、これらのテーマで、海運業と社会、人との関わりが描かれています。
また、川崎重工業が展示する水素を燃料とする次世代モビリティとのコラボ映像もあり、両者の展示が融合したダイナミックな映像が長さ17mのスクリーンで展開されることで、よりリアルな未来像を体感することができます。
万博の開催概要
未来の都市パビリオンは、2025年4月13日から10月13日までの期間中に大阪で開催される国際博覧会に出展されます。このパビリオンは、未来社会ショーケースの基幹事業の一環として、多くの企業や団体との共同出展となります。特に、15のアトラクションを通じて未来を体感することができる点が大きな魅力です。
環境への取り組み
商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づき、環境への取り組みを重視しています。2050年までにネットゼロ・エミッションを達成し、人、社会、地球の持続可能な発展に寄与するため、多様なイノベーションを進めています。「未来の都市」パビリオンも、こうした取り組みの一環として展開されているのです。
2025年の大阪・関西万博「未来の都市」で、最新のテクノロジーと環境意識の高まりを感じる貴重な体験を、ぜひ皆さんも訪れて楽しんでみてはいかがでしょうか。未来への扉が開かれる瞬間を、共に体感しましょう。