データコム株式会社が仙台『四方よし』企業表彰で入賞
データコム株式会社(本社:宮城県仙台市)、代表取締役:小野寺修一は、この度、地域の活性化と中小企業の持続的発展を目的とする仙台市の「四方よし」企業表彰にて、入賞企業に選出されました。これは、企業が「売り手」「買い手」「世間」と「働き手」の四方に貢献することを目指す取組みが評価されたものです。
仙台「四方よし」企業表彰とは?
仙台市が実施しているこの制度は、地域経済の活性化を促し、市民生活の向上に寄与する企業を表彰します。2年に一度開催され、この表彰によって地域社会に良い影響を与えている企業の活動を紹介しています。過去には、優秀な取組みを行う企業が受賞し、その成果が広く認識されています。
令和7年度企業表彰の結果
2025年2月にエル・パーク仙台で行われた「地域未来創造フォーラム」では、選ばれた8社のファイナリストによる公開プレゼンが行われました。データコムは、地域の社会的課題解決を目指し、特に評価されたのが「フードドライブ」活動と「時差通勤制度」の導入です。
社会的課題解決への取り組み
データコムの若手社員たちは、食品ロス問題や貧困解決に向け、「フードドライブ」を展開しています。2023年4月、宮城県に本拠を置く女子サッカーチーム「マイナビ仙台レディース」との協力により、ホームゲーム会場や提携するスーパーで食品回収イベントを実施。また、10月30日には「企業の力で未来をつなぐフードドライブプロジェクト」を立ち上げ、102.36kgの食品を仙台福祉協議会へ寄贈しました。
職場環境の向上
データコムは、社員のワーク・ライフ・バランスを考慮した「時差通勤制度」を導入し、柔軟な働き方をサポート。2019年2月から、社員は定時前後に勤務時間を調整でき、80%以上が時間休を取得しています。これにより、円滑な業務遂行が実現されています。
顧客満足へのこだわり
さらに、データコムは「カスタマーサクセス室」を設立し、クライアントの分析活用を促進。小売業界の人材育成を目指し、独自の成功事例を広めるウェビナーも開催。顧客の課題に即した新製品の開発にも力を入れています。
持続可能な企業づくり
持続可能な成長を追求するデータコムは、社員の教育に注力し、定期的な新卒採用を行っています。また、ダイバーシティ経営を推進し、多様な人材の活躍を促しています。社内の英会話研修制度や外国人インターンの受け入れにより、グローバルな視点を持った組織づくりを目指しています。
小野寺社長のコメント
取締役の小野寺氏は、「『四方よし』という視点が企業の成長には不可欠であり、この評価を新たなスタートとして、地域を代表する企業の道を歩んでいきたい」と語ります。
データコム株式会社の未来
データコム株式会社は、1994年の設立以来、小売業界に特化した商品・顧客分析システムを展開し、流通市場の多様化に対応しています。「ビジネスへの新たな価値を創出し、感動を生む」という使命のもと、地域社会と市場に貢献し続ける企業であり続けます。